隣の花Aキャスト・文子役、松本美華です。


昨日は、文子-雛子の隣の奥様同士の場面を稽古しました。

稽古するたびに、演劇的にも、役柄的にも、新しい発見が多い日々です。

嬉しいような、もどかしいような。未熟であります。


人物にスペクタクルを出すということが、私の課題です。


文子は、1930年代の日本の封建的な奥様です。(雛子はモダンガールです。)


自分の家の花壇や、旦那さんの癖や、そういうことが1つ1つ、大事件なんですね。

小さい世界で生きていますが、その分、自分の世界に喜怒哀楽が収斂されている。


この喜怒哀楽の振り幅の大きさを出せるよう。

また、台本を計算しないで、その場その場で役を活き活きできるよう。


これがスペクタクルを出すための課題であります。


さて、昨日はBキャスト文子のミサキちゃんの稽古も少し見学させてもらいました。

今回、音響はこの人・・・。

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エディット・ピアフ!!「ミサキのためのピアフ・・・」と主宰が言うヤブレカブレの文子ちゃん、楽しみです。

AキャストとBキャストでは文子さん1つとっても大分人物が違うのですが、、例えば花に水を遣るシーン。

嬉々としている(ミサキちゃん)か、生活の倦怠感が出ている(私)か。ピアフが嬉々として花に水を遣るかは分かりませんが、倦怠感が美しく昇華されている例として主宰が言っていたのは、この人。


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桃井かおりです。見事ですね。しかし桃井さんは、生まれたときから桃井さんだったような気がしますね。

ちなみに、桃井さん的倦怠感候補(造語です)と言ってらしたのは、彼女。

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うーん、分かるような。そう言えば、蒼井優ちゃんの大人の色気な役、見てみたいですね。


さて、来週はどうなるかな。また稽古レビューで!!