今回、アクト青山『劇派・月』の演目に初出演の泉州山喜裕さん。
前歴は力士ということで、ウィキペディアにも同名で載っています。
彼が『温泉の効能』の中で演じるのは、隠居した扇子職人『石原』。
『石原』は隠居した今でも始終仕事の心配をしている為、それを見かねた『石原夫人』が温泉旅行に連れ出し、今回の舞台の旅館に滞在しています。
しかし、あいも変わらず話すのは、仕事の話ばかり。
夫人との会話と一人語りのシーンが必見です。
彼はアクトに来て1年半の在校生なんですが、圧倒的な存在感と滲み出る人柄を見てしまうと、演技ってなんなんだろうと疑問に感じてしまいますね。
まだ、技術とか何もわからないからこそ出来る全力の力なんでしょう。
このまま、本番も上手がらず、全力で演じてほしいですね。
