大連立政権を民主党に対して打診し、拒絶されそのことで政治的混乱を招いたとして小沢一郎・民主党党首が辞意を表明した。
本当に残念な国だ、日本は。
民主党は2大政党支持を掲げているが今国会における政策論争では完全に「絵にかいた餅」の話しか出来ず、ひどい時には自民党の意見をただただ拒絶するだけの無政策姿勢。
おそらくこれを受けて小沢氏は「大連立」によって政権内部に入り込み、民主党内に政権政党たるべき経験と、その体力をつけ、かつ、いい政策議論をし国民支持を受け、国民のための政治理念を追求しようとしたに違いない。
なぜなら、国会議員というのは全て、国民の幸福と国家の安全を守るために組織されたものだからだ。
だのに、民主党の幹部と役員は己が身の保全ばかり考えてここでも「2大政党政治」という絵に描いた餅のために本分を忘れて行動してしまった。これでは、この国は良くならない。
本当に残念だ。
小沢氏が本当に党代表をやめた場合、福田政権は長期政権になるだろう。
その場合、アメリカの顔色窺いの国にこの国は成り下がるがそれでいいのだろうか、日本は。
心配だ。
それより何より、社民党の福島党首がTVのインタビューで小沢党首辞意を受けて「これから自民党を倒そうという時に」と言っていたが、自民党を倒すのが目的で政治家になったのなら、辞めちゃえよ政治家。国民はだれもあなたに自民党を倒すことを望んでないですよ。国民の生活をよくするための政策論争とその実現があなたたちの仕事でしょ。失言にもほどがあるし、もう辞めちゃいなよ、政治家。がっかりしたし、国民をばかにしてるよ。
そんなあんたに、小沢一郎を批判する権利なんかゼロです。
ほんとに、不愉快だった。