昔から知人に

「何でそんなことまで知ってんの?」

と、よく言われる。


世間の情勢から、政治経済、都市伝説、果ては特定の個人のいろんな情報まで。

その都度、「探偵を200人雇っていて毎日その日の報告がメールされてくるから」と答えていた。

内内のことに関しては、知りたいことも知りたくないことも、何故か必ず僕を通過して行く。

昨日も…。はぁ。

別に、人のことだから特になんとも思わないのだが、やっぱり。ねぇ。

(などと言われても、読者の方には何がなんだかわからないだろうが…。)

公演が終わってからのこの2週間で「え!?」と言うことだけで5回あった。そのうちの一つのことで先週一週間は恐ろしく不愉快な思いをし、残りのことはやんわり(左へ)受け流した。


劇団と言うところはそもそもが、人間が人間的な醜態をさらす格好の場所だから世間で起こるそれこそほとんど全ての事件が起きる。そのことがある意味では俳優に疑似体験を生み、経験的な見地に立たせ、リアリティを生む(と、高尚に考えてないとやっていけない)訳だから、起こってくる事件に対して感情で立ち向かったらかなり疲弊する(髪も抜ける)。だから上手に左へ受け流す必要があるし、「そんなの関係ねぇ!」と言い切ってしまうことも必要となる(どうしたんだろう?今日僕は。これじゃ、つまらない週刊誌の連載コラムだ)。


ハワイに行ったら、もう、永住しようと思う。

椰子の木とアロハシャツなんてまったく似合わないけど「え!?」よりはましだろう。

でも、僕の人生のほとんどは「悩」みたいだから(脳内メーカー調べ)、結局は帰国してこの煩わしい愛すべき日常に戻るのだろう。


あ、そうだ。昨日書こうと思ってたんだが、忘れてた事がある。

月曜日に奥様とカラオケに行ったんだけど(意外?)、最近、うちの奥さまが唄う『ポケベルがならなくて』(古い!)が、すごくいい。もうね、泣いちゃう。そして笑っちゃう。なんだろう、あれは。歌は、上手い下手じゃなく、ココロがいかに反映できるかだと思うけどそれがものの見事に出来てる。感心する。


歌も芝居も、結局は「人間性」と言うことなんだと思う。

(綺麗にまとめた)

では。