映画『紙の月』を最近また観直しました。

何度観ても素晴らしくて考えさせられる作品だなって思います。

お金には悲しくも“人に道を踏み外させる魔力”があるものだなとしみじみ感じます。

宮沢りえさん演じる梨花は、確かに社会的に許されない行為を積み重ねていくのだけど、映画ではそれを敢えて“悪業”としてはあまり主張していなくて、むしろ、お金を使うことの喜びを知った梨花が、今までの日々のしがらみから解放されていく様子が、自由になっていく姿が、煌びやかに描かれていて、観ているこっちもどこか清々しさすら感じてしまうほどでした。

モチーフとして、梨花の心の中の“天使”と“悪魔”の役割をしていた、相川と隅も、梨花に、そしてこの物語に、大きな影響を与えていました。

最後の、指で擦ると消えていく月、そしてなんといっても、逃げのびる為、或いは何かを悟ったかのように、最後走る梨花がすごく印象的でした。

正しさとは何か、幸せとは何か、観る度に考えさせられる映画だなと思います。

自分もいつかこんな素晴らしい作品に携わりたいなって強く感じました。

その為にも今は、少しでも多くの現場を経験し、どんなに小さな役でも、監督から“こいつ面白いな”って思ってもらえるように、印象を残せるような芝居が出来るように、コツコツ頑張っていきたいです。


作品の内容とはあまり関係ないけど、銀行員役で出ていた俳優さん達が本当に銀行員さんじゃないかと思うぐらいお札数えるのが早くて、すごいなと思いました。

触発されて、銀行員役をやるわけじゃないのに、観た後お札数える練習しちゃいました。笑(これがなかなか難しい!)

映画のように1万円でやりたかったけど、そんなに無いので、千円で(笑)


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