電車を待つ人が多数いる中、
構内の鏡を使い、
ナルシスト夜露死苦ってな調子で、
髪型をチェックしてるやつがいた。
 
 
羞恥心の欠片もないなと思いながらも羨ましく思う。
 
 
あれだけの人の前で、
あんなことは出来ない。
 
 
あれをやってるやつは大抵、
うーんって感じなやつ。
 
 
ビジュアルが普通なのである。
 
 
しかしよく考えればそうだ。
 
 
カッコイイやつは、
あんなことしない。
 
 
見なくていいのだから。
 
 
見る必要があるから、
見ているのだ。
 
 
だが、
彼はそれを分かっていないのである。
 
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見る必要がある。