本日は日本政府のアメリカへの対応です。当初、アメリカは中国、ヨーロッパの各国よりも感染者の増加数は急激ではありませんでしたが、ここ1週間で状況が一変しました。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府はアメリカからの外国人の入国を拒否する方向で最終調整に入離ました。対象地域を、アメリカの一部に限定するかか全土とするかは検討するとしています。アメリカでは急速に感染が拡大しており、日米間の往来に歯止めをかける必要があると判断したそうです。

 

政府関係者が明らかにし、来週中にも決定する方針です。出入国管理法に基づく入国拒否の措置が発動されれば、2週間以内に対象地域での滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り日本に入れなくなります。対象地域について、外務省が「感染症危険情報」を「レベル3」に引き上げ、日本からの渡航中止も勧告する見通しです。

 

日本政府はすでに26日以降、米国全域からの入国を制限しています。日本人を含む入国者全員に対し、自宅やホテルなど検疫所長が指定した場所での2週間の待機や、公共交通機関を利用しないことを要請しています。要請にもかかわらず、初日では成田空港で検疫漏れがありましたが…。エスタ等でアメリカに来れたとしても、日本に戻ってから2週間の隔離や、公共交通機関で自宅に戻ることができなくなります。

 

ニューヨーク州、ワシントン州、カリフォルニア州などで感染者が急増しています。27日には、米国の感染者数は10万を超え、中国やイタリアを抜き、世界で最多とな離ました。中でもニューヨーク州は4万5千人を超え、さらに増え続けています。