17/365 17.インナーチャイルド | アダルトチルドレン専用カウンセリング札幌

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No. 1,289 ACアダルトチルドレン札幌

17/365 17.インナーチャイルド(277/365)


テーマ:インナーチャイルド



こんにちは村上です😁

いかがお過ごしですか♪
ボクはご機嫌さんで自分が好きなことに集中できるって幸せだなってしみじみ。家族のおかげです✨🌰



インナーチャイルド語り17回目
一緒に考えていければ嬉しいです。




9月26日(木) から、

アダルトチルドレン(AC)がもつ
インナーチャイルドを
傷つけてしまう様々な影響について
考えています。


内容としては、
インナーチャイルドの

"真の自己"が傷つけられたまま
成長していくことで

何が起こるのか?

大人の生活を"汚染"する
影響についての8回目を考えてみます。




9.嗜癖・強迫行動ddictive/Compulsive Behaviors

依存することについては、11月からの投稿で30回に渡り話しますので、今回は大まかに書いてみます。




たとえばアルコール依存症の親に育てられた子は情緒的に見捨てられることが多いのですが、例を紹介しながら子どもの気持ちを考えてみます。






例:50代ACの告白




私はアルコール依存症です。


私の父もアルコール依存症でした。





私が幼い頃、


父は私を物理的にも
情緒的にも見捨てました。




だから


私という存在は


父にとって


時間をかけて育てるほどの


価値はない子どもなのだと感じました。





なぜなら父は私と一緒にいて

手本となるような行動を
示してくれなかったからです。



いつも父がいないから

私は父に見捨てられたと感じていました。




一緒にいてくれないから

父と心の絆を結べなかったし、



私という男性は、

世の男性全般から愛され、

価値づけられるという


楽観的で頼もしさを感じられるような


経験を父にさせてもらえませんでした。




その結果、



いつも何かが欠けていて
足りない感じがしたままなのです。




恥ずかしいのですが…

人間としての
愛し方がわからないまま大人になり、




私は

自分自身を


一人の男性として



どうやって愛すればよいのか


その愛し方を


父から学べなかったさみしさが
いつもあります。





だからなのでしょうか、



自分も家族をつくったものの、


今度は自分が父親の立場になったとき、



自分の子どもの愛し方がわからないから、


家族から、そして、



自分の人生から逃げるようになり、



アルコールやセックスに依存するようになりました。




50代にもなって恥ずかしいのですが、


頭の中ではなく
わからないのですが
気持ちのなかに



幼かった私がいて
私の帰りを待っている気がして…








子どもにとって
親から見捨てられることは

死を意味します。



親に愛されたという
実感がないと

生きてゆく上で
揺るぎない安心感はありません。




抑圧された子ども心は
間違った思い込みで構成され、


「自分は親が時間をかけるほどの価値がない子」

(依存性のある恥の意識)という



悲しみを


なんとか覆い隠すために



何かに依存していきます。




この心の仕組みが
成長過程で強化されていき、

自分の身に起こるすべての出来事を
無自覚なまま

恥というフィルターを通して
経験していくと思われます。
(親に愛されない自分は恥ずかしい)
(世界観の歪みも強化されていく)




このフィルターは、

機能不全家族を生き抜くためには大いに役立ちますが、大人となり社会〜世の中で生きるなかでは、有害にしかなりません。


自分には価値がなく恥ずかしい存在なのだと感じていること自体を隠さなければならず(平気なフリをするので精一杯)、


目の前の感動や他人からの善意や親切はフィルターを通ることで、恐怖や憎悪、防衛のために反撃へと変換されてしまうのかもしれません。



機能不全家族で育った子すべてがそうであるように、情緒的(人によっては身体的にも)に見捨てられ、慢性的な不安を持ちます。


親という絶対的な存在から見捨てられるということは、死に直結していると子は本能で理解しています。このため反抗できない。


子に備わっている生存欲求は、親も自分もOKなポジションで生活することで満たされます。

しかし混乱した家庭ではたいてい、子が母親の精神的な夫になったりカウンセラー役をしたり、きょうだいの親代わりを勤め、親から直接は与えてもらえない愛情を、それらの役割をこなすことで代替えの愛情として満たそうとします。


ただ、現実を直視すれば、たとえば父親は浮気をして不在とか、アルコール依存に正体不明になっている、母親は仕事や家事に忙殺されている、病気がち、夫の依存症を止めようと躍起になっているなどして、自分には全然かまってはくれない毎日。

それにより役割を押し付けられるのですが、

幼い子には重たすぎる負担や責任をいつも気にしなければならない状況が続き、いつの間にか"偽りの自己"が自分の心が壊れてしまうのを防ぐために、激しい怒りや恥の意識で自分をコントロールするようになるのでした。



依存的・強迫的な行動を止められない原因である、傷ついたままのインナーチャイルドを持っている自分であると気がつくということは、より幅広い意味で依存症を捉える助けとなり得ます。


自分が幼い頃に果たせなかった様々な
気持ちに
焦点を当てて


繰り返し思い出される
過去を
ことばにしてゆき

完了することができれば、


少なくとも
今の生きづらさが
少しずつ和らいでいって

これまでの考え方や見え方に
違いが生まれてくるのかもしれません。






悲しみから立ちあがろう
惨めな思いをしない
行動を習慣化していこう。

自分に寄り添ってあげて



ではまた明日😁

あなたに幸せが訪れますように✨💛🧡❤️💚



☆心理カウンセラー
村上なおと

カウンセリングサロンAnela
札幌市中央区北3条西18丁目2-11 ブランノワールW18.exe 301号
・地下鉄東西線の西18丁目駅より徒歩8分
・サロン横にコインパーキングあり


☆カウンセリング内容

・すぐ出したい気持ちを自由に話せます
・言葉にして気持ちを落ち着かせます
・繰り返してしまう問題の対策を立てます
・3ヶ月で解決できる課題を決めます
・必要なら長期的に取組む課題を考えます

 ☆ご予約受付時間:10時〜21時

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☆お陰様で開業13年目・ブログは9年目
ありがとうございます(^人^)感謝♪︎




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◆「回復への10ステップ」と改題しました。
自らが抱える原因不明な苦しみの一助になりますように。








【今日を大切にする】