回復への１０ステップ ５／１０
テーマ：家族と自分との違い①
家族と自分との
違いについて
考えてみると
自分の意識にのぼっていなかった
モヤモヤのアレコレが
明確になるかもしれないと思い書いてみます。
自分の親ってどんな人？と
質問されると
アダルトチルドレン（AC）は
言葉に詰まったり
否定的な感情が出てきたり
一言で済ませたりと、
カウンセリングの場で
回答する説明と
他人〜公の場で
回答する説明には
違いがあるのかもしれません。
恐らくそのギャップが
自分を苦しめる
要因の一つになっていると思われます。
それはそうですよね、
公の場で
「死ねばいいと思う」などと
回答できないですよね（笑）🤣
まあただ、
カウンセリングの場では、
「死ねばいい」
「消えてほしい」
「かかわらないでくれ」
「あんな親なんか恥ずかしい」
「絶縁しました」
「何してるか知りません」
等々の回答がデフォルトです。
どんな親御さんなのか質問しても
親のことについてなど
考えたくもないと感じて、
上記のような
否定的な親に対する思いが噴出します。
それが自然だと思います。
そうじゃなきゃ
カウンセリングを受ける
動機がないというか、
自分で何とかなるなら
ある程度は親への思いに
決着がついているのかもしれないですね。
あと、
質問に明確に答えられても
嫌悪感や罪悪感に苦しんでいると、
膨大にふくれあがった
思いの処理を
自分ひとりじゃできないと
カウンセリングを受けられる方が多いです。
頭ではある程度の整理がついていても
どこか矛盾を感じていたり
せめて
自分のことだけは信じたいのに
すべてに対して不信感で
いっぱいになっていたり、
傷つけられ過ぎて
果たして自分は
大丈夫なのかどうか
わからなくなって
不安に押し潰されそうな思いから
助けを求められることもあります。
そして、
親と自分は違うんだと
絶対に同じじゃない！！と
主張したいのに
自分の行動の結果だけを見ると
同じことをしてしまっていると
落胆して、
自分を残念に思うやるせなさや
許せない気持ちを話される人もあります。
ただ人間ですから、
アダルトチルドレン（AC）という
状態になる以前は
親を愛し大事にしたいと思っていたはず
それが今は真逆の思いかと察しますので、
本当は愛して大事にしたかった自分
と
現在の自分の親への思いの
［ 違い〜ギャップ ］が、
物心ついた時から〜現在に至るまで
続いているから
苦しい。
そんな自分の苦しみに対して
親はどうなのか？
まずはその違いを確かめてみると
今の自分の
本心が
見えてくるかもしれませんね。
②に続きます
255/365 家族と自分との違い①
