No. 1,186 こころのメモ935(ACアダルトチルドレン札幌

173/365 【心的外傷と回復】恐怖〜狭窄⑤


こんにちは村上です。
ジュディス・L・ハーマンの『心的外傷と回復』から一部抜粋して話しています。
本書は、戦争で受けた心の傷と、レイプや虐待で受けた心の傷は、同質のものであり、回復にはPTSDへの理解や、専門的な治療、セルフケアが必要で重要であると説明しています。
少しでも生きづらさが楽になるようなヒントになればと思います。

屈服による無感覚反応を反映している「狭窄」のページ、p61〜69から参照します。



心的外傷と回復
第二章 恐怖 狭窄 p.62  6行目

 こういう意識の変化が、外傷後ストレス障害の主要症状の第三である狭窄constrictionすなわちマヒnumbingの中心にある。危険から逃れられないという状況は、時には、ただ単に恐怖と怒りを誘い起こすばかりではない。逆説的であるが、超然とした心の平静さをももたらすのであり、恐怖も怒りも痛みもその中に溶け込んでしまう。意識は事件を記録しつづけているが、その事件なるものが通常の意味から切り離されているかのように記録するのである。知覚は鈍くなるか歪み、身体の一部の感覚が麻痺するとか(たとえば聴覚といった)個別的感覚が失われるかすることがある。時間感覚も変化することがあって、よくあるのはものの動きがゆっくりになったという感じであり、また体験が〈通常の現実〉という質を失うこともある。その人は事件が自分に対して今起こっているのではなく自分は自分の体外に離脱してこれを眺めているように思うとか、体験全体が一つの悪い夢であって間もなくそれから覚めるはずだと思うことがあるはずだ。




親から怒られた記憶に
時が止まったような
言っている意味が入ってこないような
キーーーーーんなどと耳鳴りがするような
動画再生される感じ


自分のことなハズなのに
他人事のような感じ


勝手に再生されるので
現実とトラウマとの
すり合わせが難しくないですか?






みすず書房ホームページ


※当記事の参照元
心的外傷と回復 ジュディス・L・ハーマン 著 中井久夫 訳 小西聖子 解説/1998年9月10日 第10刷発行/みすず書房/400ページ/6,600円+税






担当心理カウンセラー
村上なおと

カウンセリングサロン Anela
札幌市中央区北3条西18丁目2-11 ブランノワールW18.exe 301号
・地下鉄東西線の西18丁目駅より徒歩8分


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