No.1,046 こころのメモ795(ACアダルトチルドレン札幌


32/365☆ コントロール10/10
〜AC 40・50代が楽しむ方法〜



カウンセリングサロンAnela代表
心理カウンセラーの村上なおとです😁
今日もよろしくお願いします。




40代と50代に向けたブログを始め、
楽しみながら
夢を叶えるレッスン中です❗️




「コントロール」についての10回目
最終回を話していきます!




前回は、
Aさんの思いを話しました。


「コントロール」という観点から、

何か見えてくることはありそうでしょうか?





10回に渡ってコントロールを解説してきましたが、
アダルトチルドレン(AC)の生きづらさには

コントロールされた
コントロールされている
コントロールしてしまう

両者暗黙の了解のもと
コントロールによって
破滅へ向かっていく

といった人間関係があるように思われます。



そんな生きづらさから解放されるには、
自分の思い込みに気づくことが大事です。


気づき方やタイミングには
個人差がありますが、

コントロールという感覚を
まずは理解して
思い込みを少しずつ外していきます。


時間はかかるかと思います。

自分では当たり前だと思って
気にも留めていないことが
思い込みになっている可能性があり、

実は、
その思い込みによって

望まないネガティブな感情になったり

好ましくはない人間関係になったりしている

可能性があるとボクは考えます。



Aさんのケースがそうで、
幼年期からの母ルールによって
思い込まざるを得なかったとしても、

いつも自動的に
ネガティブな感情になり
望まない行動をしてしまうのは、

母ルールにより刷り込まれた
コントロールから生まれる
思い込みだったとAさんは言います。


「お前には価値はない」
「アンタは必要じゃない」
「愛されない」

このようなメッセージが
自分のなかで自分を圧倒して
Aさんを長年に渡って苦しめました。



Aさんから思いの丈を教えてもらいましたが、
カウンセリング中は。。本当に。。
色々なやり取りがありました。




悔しい、、

もしも母が
隣りの子のママみたいに
優しい人だったら

もしも母が
多少の失敗を
許してくれる人だったら

もしも母が
自分の話しを聞き
やりたいことをさせてくれる
寛容な人だったら

もしも母が
他人と比べないで
私だけを見守ってくれる人だったなら

もしも母が
暴言や暴力ではなく
愛情あることばで
諭してくれる人だったなら

もしも母が
私を愛してくれる人だったなら


こんな私にはならなかった
のではないだろうか



でも、あの日

何か大切なものが
自分のなかで切れてしまって

どこかに流れていってしまった


何なのかもわからないから
そのことがずっと気になっていたけれど、

私が小さかったころ
母が
優しく
頬をなでながら

私のことを
愛おしい目で見つめてくれていた

そんな
暖かくて優しい時間が
陽だまりに照らされていた記憶


そんな
ことばにならない思い出が
私をそっと抱きしめてくれた


優しい母もいた








Aさんの思い

↓  ↓  ↓


Aさんのお母さんは、とても厳しい人
子どもの頃からAさんは厳しく躾けられた
門限の17時を1分でも過ぎれば夕食抜き
→ お母さんはAさんを厳しく躾けることでコントロールしている
・「厳しく」躾けるのは何のためか
∟ 母親の不安から厳しくしてしまう。何のためかと問われれば、子どものためと答えるであろうが、母親自身は、自分の不安を弱めるための厳しさだという自覚はない
不安はなくならない。母親自身が自分の気持ちに焦点を当てていないから
▶︎ Aさんとしては、自分と母親の存在〜感情を切り分けることが初めは難しかったようです。

Aさんは、限りなくお母さんと同化するような感覚になることで、何をすれば母は怒らないのかわかると言います。

ほとんどテレパシーのような感覚になり、自分はただの器で、母親の意向に一致させるゲームのようだったそう。

本来、感じるはずの自分の感情はなく(抑圧や否認され)、親元を離れて一人暮らしを始めてから、感情のコントロールができなくなったそう。

摂食障害になったり、物質・行為・人間関係の依存にハマることで、自分自身が自分の手に負えなくなり、身動きが取れなくなって初めて、立ち止まって自分の問題に向き合おうと決めたそうです。

🌸

お母さんに、子供の頃からずっと
愛してもらいたかったです。

どうして私の母は、私という存在を
見てはくれないのだろうと思っていました。

母が毎日気にしていたのは、
世間体や、母自身が学んだ親ルールでした。

そのことに気付いたのは、カウンセリングが
始まって2年以上経ってからでしたが、
気付けたことで理解できなかった
母自身の問題がわかり、
とても腑に落ちたのを覚えています。

それと同時に、抑え切れない怒りが噴出して
1年くらいは怒っていたので、
村上さんには大変な思いをさせたと思います(笑)

自分では、頭ではわかっているつもりでしたが、
理不尽な母の言動が許せなくて、
物を壊したり泣き叫んだりしました。

でも、村上さんには悪いのですが(笑)
あのとき恐れずに怒りを出し尽くせたのが
よかったんだと私の場合は思います。




・母子間に緊張はないか
∟ 緊張関係にあると想像される
ミスは許されない。甘えは悪とされる
▶︎毎日が緊張の連続で、学校でお友だちが親に甘えたり頼ったりした話しを聞いて、内心、衝撃が走りまっ白になったそう。

ことばや身体への暴力が当たり前だったため、他の子がダダをこねたり、母親に抱きついて頭をなでてもらう姿を見て、勝手に涙が流れ動揺したそう。

「なぜ、自分は愛されないのだろう?」

長年、Aさんを苦しめた“大き過ぎる問い”

🌸

本当に衝撃でした。友達の話しを聞くことで
いかに自分の家庭が異常なのか理解しました。

それに、母ルールに縛られている自分が
情けなくて、自分に対する怒りや恥ずかしい思いも込み上げました。

でも、わけがわからなかったモヤモヤした気持ちには、

わかって欲しい理由があるってわかり、
自分の持って行き場のない思いの底には
悲しみがあって、そんな気持ちを放置していたことに愕然としたし、
可哀想なことをしていたと、
自分を癒しの方へ向かわせるきっかけにもなりました。

私自身が、自分の気持ちを癒していかない限り、
他人に求めたら依存になるし、
いつまで経っても変われないこともわかりました。

今は卒業できたので、言葉にして説明できますが、
カウンセリング中は混乱していたし、
母をどうしても許せなくて、自分はなんて
小さい人間なんだと自分が嫌いにもなりました。




・厳しく躾けられたAさんは、どのような影響を受けたか
∟ 様々考えられるが、人間関係とは、条件付きであると学んだのかもしれない。
生活の中心は「母ルール」。いかに遵守するかが生存にかかわる。約束を守れないと罰がくだる。このため、Aさんの気持ちを表現することや、やりたいことよりも、母ルールを守ることが“良い子”であり、破ると“悪い子”であるといった、二極化思考となりやすい。また、あまり生きた心地がしないような感覚もあり、家は楽しくなく、母親は話の通じない厄介者といった、嫌悪する対象になりやすい。母親を忌み嫌うような関係になったAさんは、長らく抑うつ状態であり、摂食に問題を抱え、様々な依存対象との関係を断ち切れないと悩んでいた。
▶︎ルールを守りさえすれば、自分もよその子のように愛してもらえると必死だったそう。

年々、母親の要求が増えたり難易度が上がったりしたため、いつの日からか記憶がなく、無感覚だったと言います。

それでも勉強はがんばり、県内でもトップクラスの公立校に進学。運動はあまり得意ではないものの、学年一位の成績を出したときに「このまま一位を続けないと許さないから」と目も合わさずつぶやき、お祝いのことばも一切ない母に、初めて殺意を感じたと言います。Aさんのなかで、何か大切なものが切れてしまったそうです。

社会人になり、ある意味では自分を生きていないような、ささいなことがキッカケで流されてしまうような自分だったそう。

この地点から自分の人生を挽回するかのように、自分に集中したAさん。

🌸

必死でした…この気持ちは誰にもわからないし、
わかってあげられるのは自分なんだということも
頭ではわかりますが、なかなか落とし込めなくて、
村上さんに毎日LINEで文句言ってました(笑)

でも、自分の気持ちを文字にしていき
それこそ毎日のようにLINEをして眺めていると、

あれだけわからなかった自分という存在と、
母という存在の違いがわかり、
問題の切り分けもできて、すごく楽になりました。

嘘みたいだけど、両肩にのしかかっていた
重たい何かが、ふっとなくなったみたいで
びっくりしました。不思議と少し淋しい気もしましたが、
なんだか自分が生まれ変わったみたいで、
がんばって良かったなって思えた4年目くらいでした。

ラストの1年は、コーチングって言うのでしょうか、
コミュニケーションスキルみたいなのを学び
リアルな人間関係を改善するために目標を立てて
行動していくのが楽しくて、
自分もやればできると自分を信頼できるようになっていきました。

私は、惨めな人間で、受け入れ先はないと
思い込んでいた期間がとても長かったですが、
諦めないで自分と向き合っていくと
見え方が変わっていき、いかに自分が
ネガティブな思い込みの中で生きていたんだなってわかりました。

私は自分を裏切りたくなかった。
こんな何もない自分だけど、せめて自分だけは
自分を粗末にしないで、絶対に幸せになってやるぞ!ってがんばりました。

村上さん、本当にお世話になりました。
先生のお陰で私、幸せです。


「自分」を育て直すレッスンを続けた。
カウンセリングは約5年かけ卒業。自分と仲良くなれたと自分軸の育みかたを教えている。

『せめて自分を裏切りたくなかった』と
カウンセリング卒業時に話されていました。

卒業までに取り組んだ主な課題
・許可待ちを止める
・権威者へ迎合しない
・否認に気がつく
・思い込み(良い子でいなければならない、悪い子になると重罪、自分には価値はない、愛されない等)を外す
・自己主張の練習
・境界線への意識
・自分を好きになる感覚を身につける
・何をしても許される
・逃げてもいい
・自分に許可を与える
・希望というイメージを育てる
・楽しみを見つけて無邪気に遊ぶ









3.コントロール
親の自信のなさ、不安、完璧主義、強迫性、劣等感から生じる、子をコントロールしようとする力動。その基底には空虚感や孤独感があり、親自身が強大なパワーを獲得したいという欲求を、社会という枠組みから外れた、家庭という小さな世界で実現しようとして、子をコントロールしようとするのかもしれない。その反面、親自身が自分をコントロールできていないという無自覚さがつきまとう





「よい治療者とは私の体験をほんとうにまともに取り上げて確認してくれ、私が私の行動をコントロールできるように助けてくれる人のことで、私をコントロールしようとする人のことではない」。-ある近親姦の後を生きる女性の言葉 - 第七章 治療的関係とは p206 
『心的外傷と回復』ジュディス・L・ハーマン 著 中井久夫 訳 1998年第10刷発行






〜レッスンの思い〜

AC状態から抜け出しAC状態じゃない
自分になりたいですよね。


そうなるために、
自分がもつ“クセ”を探って確認しています。



望んでいなかったのに、親から学んでしまった
没コミュニケーション。

でも、過去と相手は変えられない原則から
自分が変わるためにまずは、
自分責めを楽にする方法を確認中です。


このレッスンでは、

身につけてしまった
自分責めを逆に、

自分を守る方法として活用できるように
学んでいきます。

これまで身につけてきた
ネガティブなパターンを
ポジティブなパターンに変えて
幸せで楽しい生き方にしましょう。





今日も長文をお読みくださりありがとうございます🙇🏻‍♂️お疲れさまでした🌿

内容とは外れますが、
能登地震で被害に遭われた方々が
一日も早く安心できますように…🙏🏻
亡くなられた方のご冥福を
心よりお祈りします。。










【今日を大切にする】

できなくても
ウジウジしても
ダメでも
やる気なくても
あなたの価値は変わらない
ヨシヨシ (●︎´∀︎)ノ"。゚(゚ノД`●゚︎)゚。


ps
今日は自分のために何をした?- D88


☆お陰様で13年目
皆さまのお陰です。
ありがとうございます(^人^)感謝♪︎
 


  
 
  


(場所)
カウンセリングサロン Anela
札幌市中央区北3条西18丁目2-11 ブランノワールW18.exe 301号室
・地下鉄東西線の西18丁目駅より徒歩8分
 

(担当心理カウンセラー)
村上なおと


(カウンセリング内容)
・お話されたいことを自由に話せます。
・話すことで、まずは苦しみを吐き出して、一旦落ち着きます。
・お悩みの解決に向けた気持ちの整理をします。


(はじめての方へ)

最初に見てみてください
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 (ご予約受付時間:10時〜21時)

 
ご希望の方は、公式LINEからご連絡ください
(「はじめての方へ」→「お申込みフォーム」からご予約頂いても大丈夫です)


確認次第こちらから折返しご連絡します。

*必ず事前にお申込みください。ご予約なしは対応不可です。







【よくある質問】

セッションを受けられ「自分に必要だ」と思われた方は、
当サロンのカウンセリングを継続されます。
数ヶ月〜数年と期間には幅があります。
勧誘は一切行いません。

よく利用されるセッションは、
90分で10,000円/月・無制限のLINEサポート付です。

何事も三日坊主で続かなかったボクが、
今では継続するコツも
サポートに織り混ぜながらカウンセリングをします。

あなたが望む生き方になるように、
心を癒し回復して、
目標が目指せるように整えていきましょう☺️




  
 
〔 対応内容 〕
・心理カウンセリング
・アダルトチルドレン専用カウンセリング
・認知行動療法

うつ、ADHD、アスペルガー症候群、パーソナリティ障害、
双極性障害にも対応

人間関係、恋愛、コミュニケーションの
スキル・アップを主に扱っております



自分は、本当のところ、何をしたいのか。
自分の「個性」、
自分らしい「生き方」とは、
どんなものなのか。
流行でもない、
他人に望まれたイメージでもない、
しかたなく続ける毎日でもない、
自分のホンネはどこにあるのか。
そこにたどりつくために、
自分の謎を解き明かして
スッキリとした清々しい自分になる。

    
 





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