子どものスマホ・ゲーム機、タブレットなどとの付き合い方に困ったり、悩んだりしていませんか?
子育てのいろいろな場面で、どのように上手に子どもとデバイス等との関りをしていけば良いかを、より具体的に応えられる内容を目指した講座です。対象は「「10歳以下のお子様をお持ちの保護者」です。
5つのテーマ別に開催する 5回目です。

◎開催日時とテーマ《締切日※定員になり次第締切》
【5回】2021年9月27日(月)10時~11時
「学校教育の情報化! ~家庭で出来ること~」
《締切9月23日(木)》

◎参加方法
 オンライン会議システム Zoomミーティング
◎対象者
 低年齢児保護者(10歳以下のお子様をお持ちの保護者)
 ※申込時受講前アンケート&事後(直後、1か月後、3か月後)アンケートにご協力いただける方
◎定員
 毎回10名(先着順)
 ※定員に達すると締め切ります。
◎申込はこのサイトから
https://forms.gle/8z4g5qZhfZgKpWfK7

◎講師
 笹川進吾(ネットセーフティ・インストラクター)
◎アドバイザー
 河野千代子(ネットセーフティ・アドバイザー)
 長崎幹奈子(ネットセーフティ・アドバイザー)
◎参加費用
 無料
 ※一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会の少額助成金を活用
◎内容
 講演と質疑応答等おしゃべり
 ※講師から30分程度講演。その後質疑応答やアドバイスなどのおしゃべりの予定。
  質疑応答等で延長30分まで。
 ※参加される方は、氏名表示、顔出しでお願いします。
 ※今後の研究のため録画します。公表する場合は、個人が特定されないようにします。

何と今回の最後ですが
今回参加いただくと、第1回から第4回までの講演動画の視聴と資料を提供します。


広島県「いくちゃん」情報サイトにも掲載しています。

 

 

 

子どもの遊びは人間本来の姿

 新型コロナの感染拡大で、突然の休校。再開しても再び休校などで、これまでも言われていた子どものネット機器などの長時間使用が、深刻化している声が多く聞こえます。
 保護者世代が既にゲーム世代やスマホ駆使世代で、遊びがゲーム機やスマホを使うことから離れて考えられない保護者も多いと感じます。

そして子どもたちも、同様に遊び友達がゲーム機・スマホなどになっています。

それは今に始まったことではありません。我が息子(23歳)が小学校時代、友達と家の中でゲームしてずっと遊んでいるとき、「外で遊べ!」と追い出しました。私は、外でする遊び(野球やサッカーなど)を想像していましたが、外をのぞくと木陰でたむろしてゲームをしていました。

 

 子どもの発達には「遊び」は欠かせないことです。子どもは「遊びの天才」と言われます。おもちゃが無くても、石ころや木の小枝があれば、一人でも物語を作り、自分の世界で遊ぶことができ、もちろん友達と一緒に遊ぶことができます。

遊ぶことによって、頭を使い、試行する力、記憶する力、コミュニケーション能力をなど多くの力を発達させます。さらに、頭だけでなく手指を使い、身体全体を使い、身体能力も発達させます。それは、人間本来の姿なのです。

 でも、小学校に入る前頃から、保護者は、子どもの学習能力アップを考え始め、学習能力アップのためには「遊び」を制限したり、邪魔と考えたりします。

特にこのコロナ禍、様々なことが制限される中、いろいろな「遊び」にチャレンジすることで、子どもたちを人間本来の姿に少しでも取り戻してもらえればと提案するものです。

 

因みに100チャレンジ遊びの対象年齢は、小学生を想定しています。
目標到達目安は、100チャレンジ遊びを通じて、日頃から遊びがゲーム機やスマホ等に偏らなくなることです。


 

100チャレンジ「遊び」の取り組み方法
 

 「遊び」を各マスに書き出します。

100の「遊び」を書き出すことを目指します。

○ポイントは、
①思いつくまま書き込むことです。
②行き詰ったら、周りの人に聞き出すことを始めましょう。保護者やその他の家族、祖父母、叔父叔母、近所の大人など広げてもいいでしょう。もちろん、インターネットで検索もいいでしょうが、出来るだけ周りの人に聞き出すように勧めましょう。
③自分で新しい遊びを考えだすのも良いでしょう。
④必ず100書き出す必要はありません。遊びが始まり、次々と加えてもかまいません。
 

 書き出しができたら、出来る遊びにチャレンジしましょう。

○ポイントは、
①1日1つ以上チャレンジする。
②遊びができたら🌸マルなどつけてあげてください。
③気に入った遊びから始めてください。遊ぶ順番などは指図しないようにしましょう。
④書いてあるだけチャレンジするのが理想ですが、お気に入りの遊びができて繰り返し遊ぶようであれば、それはそれで認めましょう。

 

Q&A

Q1「遊び」はどんなものですか?

A1子どもが「楽しい」と思って過ごすことができることです。
詳しく言うと、食事・睡眠・呼吸・排泄など生きてゆくために必要な活動以外で、勉強など目的や目標をもって行うこと以外です。

  よって、子ども自身が楽しいと認めるのであれば「読書」や「研究」なども含みます。決して他の人からの強制にならないようにしてください。

  例えば、「クイズ」遊び、「自動車調べ」遊び、「雲の形」遊びなど。

 

Q2スマホやゲーム機で遊ぶこと等はダメですか?

A2「ダメ」とは言えません。それらも入っても良いでしょう。
但し、スマホやゲーム機などに偏るようでしたら、それ以外の遊びも考えて遊ぶことをやさしく促してください。
 

Q3旅行などお金などがかかることも大丈夫ですか?

A3旅行等も書き出すことはOKです。
実現には、小学生一人旅はなかなか難しいでしょうが、家族が協力して実現までこじつけてみてください。
例えば、旅行計画を子どもに考えさせる。宿や交通機関の予約などを保護者の立ち合いの元するのも良いでしょう。
あくまでも、子ども自身がやりたいとの意志が強いことがポイントです。

AI・ICT時代の子育て講師 笹川進吾
acs.sasagawa@gmail.com

090-2803-7185(10-17時)

新型コロナウィルスの感染は第2波と言われる状況です。

短い夏休みを終えつつあるお子様を抱えた皆様に
4月中旬頃にTSS(テレビ新広島)から取材依頼をうけ書き留めた内容を載せます。


この危機は子どもにとっても大変な状況です。
学校に行けない、友達と思いっきり遊べないなど当たり前にやっていた「わくわくドキドキ」の無い日常は退屈だと思います。
学校のように時間割がないと大人より1日が長く感じるようです。

勉強以外に家事(食事作り、配膳、洗濯物干し・取り込み・たたみ、などなど)や買い物などお手伝いを割り振るのも手かもしれません。

その内容を決めるとき、親が押し付けるのではなく子どもの話を聴き続けながら話し合って子どもが納得できるようにすすめることでしょうね。
ゲームをやめさせることに注力するより、時間を他な「わくわくドキドキ」するようなものに振り向けることに注力した方が良いかと思います。

親が注力したい「睡眠」「傾聴」「承認」

 

では、普段の生活で大事にして欲しいことがあります。

それは、「睡眠」「傾聴」「承認」です。

 

次の「AI・IT時代の子育て『イキイキとした“こども”が育つ三つのキーワード』チラシ」参照

 

しっかり「睡眠」をとらせよう

 

人は、眠らないでいることは出来ません。
睡眠を中心とした食事、運動などの生活リズムが大切です。

必要な睡眠時間や睡眠の質が不足すると脳が疲れ、脳の中の学習に関係する「海馬」が育たなくなり、ケガや事故に人間関係トラブルも起こるようになります。

睡眠は、
脳の疲れを取り、
勉強や運動ができることや身体を発達させ、
気分を落ち着かせるなど働きがあり
とても大切です。


※添付の「大切な子どもの睡眠時間」参照


※食事や運動を含めた生活リズムについては【TSSわんぱく大作戦子育てアドバイス】
2015.9.16『乱れてしまった生活リズム・家庭学習の習慣を見直そう』 
2018.4.12『規則正しい生活リズムを作るために ~成長期の小学生、心掛けたい心と体の健康』
 

 

そのため、ゲーム機やスマホ等電子機器の使用を終える時間を広島市が展開している「10オフ運動」にあるように10時には使用をやめる必要があります。これは中学生を基準としていますので、小学生低学年では、9時に寝るように。小学高学年では10時に寝るように生活リズムを作る必要があります。この寝る時間は、翌朝学校に行くためには7時までには起きる必要があるためです。
そして、質の良い睡眠をするためには、寝る1時間前には電子機器の使用をやめることがおすすめです。

 

しっかり子どもの話を聴こう

 

続いて、傾聴です。
親が子どもの話を聴き続けることです。

最近の電子機器とのつきあい方の講座では、保護者に向けてルール作りなどの中でこのことを主に強調しています。

使い方のルールづくりの場合でも、親が一方的に決めるのではなく、子どもの話をじっくり聴き、子どもが納得するルールづくりをすることが、守れるルールづくりのポイントです。
そして、それは思春期を迎える子どもとの「親子関係づくり」になると申し上げています。

 

「そだねー」や「ハイタッチ」で承認しよう

講座等では、実際に親子での会話を体験する演習を取り入れています。

その会話をする際保護者に求めるのは「承認」しながら聴くことです。
例えば子どもが「スマホ買って」と言われたとき、すぐ「ダメ」と言ってはダメです。
「スマホ買ってほしいのよね」と承認の言葉を返し、「どんなことで買ってほしいのか?どんなことに使うのか」などを聞き出して、
それ対する保護者の考えを伝え、子どもと話し合うよう伝えています。
 

「承認」は、会話だけではありません。
生活の中で「挨拶」とかをしっかりするとともに、態度で受け止めるために、「ハイタッチ」を進めています。
とても効果があります。
※添付「夢をかなえるハイタッチ=夢タッチ10魔法」参照

 

非常時は最小限!

 

このような日頃の生活で大切なことを踏まえて、このコロナ禍の災害時(非常時)にどうしたらよいかというと、
最小限のことをするということです。

保護者などの大人も大変な時期です。
 

まずは、保護者自身が心身ともに健康を維持しなくてはなりません。

大人のリフレッシュ時間なども取り入れましょう。

余り子どもだけに注力を注ぐより、まずは自分のことを優先し、子どもにも解るように大まかなスケジュールを書き出しましょう。
もちろん、子どもに関わることを入れてやりましょう。
 

そして、子どものスケジュールを話し合って決め、書き出しましょう。

当然、決めるときには「睡眠」「傾聴」「承認」を押さえてください。

 

スケジュールを決めるときに陥りやすいのは、学校の時間割のように細かくすること。

おおざっぱで構わないこと。特に勉強時間は、日頃の家庭学習時間(良く使われているのが学年✕10分)。
あとは、やりたいこと等をやれるようにする。
スケジュールのときに、時間帯の名称を「○○作戦」「○○したい放題」など楽しく取り組み易い名前をネーミングすることがコツです。
低学年は、絵やイラストを使って目で見てわかるようにしましょう。時間についても時計で表示するのも良いでしょう。

 

「わくわくドキドキ」の楽しい時間づくり

 

楽しい時間はどんなものでしょう。「わくわくドキドキ」することができる時間です。

やはり、友達と一緒に遊ぶ、料理に挑戦する、工作をするなど子どもがやりたいことを思いっきりできるようにしましょう。

友だちと会って遊ぶには、なかなかしにくいですので、ネットのビデオ通話などを使って遊ぶのも効果的です。

 

さあ、スケジュールが決まって、やってみて振り返りは片目をつぶって反省し、集中していたところ、出来た作品など、工夫したことをしっかり聴いて褒めましょう!
【TSSわんぱく大作戦子育てアドバイス】

※2019.8.14『うちの子、約束を守ってくれません』

家族で「心身ともに健康で過ごす」こと

 

普段からしっかり親が聴いてやる環境で生活リズムなどできている子どもや祖父母などが身近にいてやり取りがある子どもは、落ち着いて物事に取り組めているように感じます。

 

このような非常時に
①適切に対処できている
②混乱している
③不安におののいている
に大きく分かれると思います。

 

状況を把握し、それに対応できるのは、日頃から親子での会話(主に子どもの話を聴く)ができていれば①ができるのではないでしょうか?

 

まずは、この緊急事態時に的確な情報の把握、
そして子どもの話をしっかり聴き、
家族で心身とも健康に過ごし、
感染終息の日を迎えることを目指して進まれることを願う次第です。

 

2020.4.21     笹川進吾

 

以上が書き留めた内容です。
※一部語句を修正し、見出しを入れています。

 

Withコロナと言える現状に対する家庭のヒントををまた書き留めたいと思います。

笹川進吾
acs.sasagawa@gmail.com
 

 

突然お長いお休み
子どものとって戸惑いがあります。

 

それは大人の想像以上

子どもの事情があります。

 

そこに「勉強計画」だの
「お手伝い計画」だの

大人がまくしたてても・・・

 

突然の長い休みには

「ご褒美」が必要です

 

終わった後もですが
そのご褒美は

日給、週給、旬給、月給・・・

 

お金もいいですが

 

株・・・1口500円、○○すれば○○円高騰、△△ならば△△円下落

手形・・・ゴールデンウィークには○○、夏休みには□□

ポイント還元・・・毎日○○ポイント、○○ポイントになれば

 

この際に小学生では社会や算数の
大人で言えば経済の勉強を

一緒にいかが

AI・IT時代の子育て講師

SNS地域活用アドバイザー・講師
笹川進吾
09028037185
acs.sasagawa@gmail.com

http://www.a-net.shimin.city.hiroshima.jp/anet/koushi/archives/post-50.html

急に決まった子どもの長期の休み
各家庭で計画を立てるとき
楽しい「作戦」名があると楽しく子どもが取り組みやすい
 

今年の箱根駅伝で復活優勝した青山学院大学の原晋の毎駅伝の作戦名は有名

覚えているだろうか
2016年の流行対象
「神ってる」
きっかけは当時プロ野球カープ球団の緒方監督が鈴木誠也選手を表して発した言葉

それが流行すると

その秋の出雲駅伝では

「神ってるぞ・青山大作戦」

それに続き「陸王」「メラメラ」など楽しそうな作戦名が


それに「遊び放題」を加えよう

大人も「○○放題」は大好きだ

若者は「パケ放題」
働き盛りは「飲み放題」
女性は「スイーツ食べ放題」などなど

 

子どもには、勉強も、ゲームも、動画も「遊び放題」
そう一番いやな「勉強」も「べんきょう遊び」ととらえて考えてみると楽しいではないか

どんな「べんきょう遊び」が考えられるかも