57歳の誕生日に特に思い入れがあったわけではない。
なんとなく、この日を選んで日本を離れた。
日本という生まれた国、慣れた国での安心感。
そして、なんとも古臭く、日本特有の社会システムの閉塞感。
計画性というより、体が「ぼちぼち、日本を飛び出てみ?」と言った気がする。
そういえば、
20歳の大学時代は、英語もロクに話せないのにアメリカに留学した。
大学の交換留学のシステムを利用して。
英語はロクにしゃべれないのに、留学に必要なTOEFLテストがマークシート式だったので、
マークシートの鬼としては、問題なく合格点をクリア笑。
そう、昔から選択問題には強いのです。
アメリカ留学。
最初の3ヶ月はこれぞホームシックというくらい辛かった。
なにせ、言っていることが分からない。 自分のしたいことも伝えられない。
私、中学3年の英語の全国模試、8点ですから笑
それが、
3ヶ月も英語を聞いていると、言葉が頭にすぅーーーと入ってくる。
TVを観ていると、英語のギャグに笑えるようになるのだ。
何を努力するわけでもなく、ただ英語のシャワーを浴びただけ。
最後には日本に帰りたくなくて、
「どうすれば、アメリカに住み続けられるか??」
聞いていた。
アメリカの友人の大半は、
「取り締まりはメキシコ国境付近にいるから、サンフランシスコはビザ無しで大丈夫」
余裕でオーバーステイしろと言うのが常だった笑
さすが移民の国。
そんなこんなで、ある程度の英会話は出来るので、
そこそこ海外では暮らしていける、はず。
57歳の選択が、さて自分の人生にどう影響していくのか。
ここから、書き連ねていきたいと思っています。