私のFacebookから（2023年2月24日）
科学分野での開発がどんなものであるかを理解している人は、非常に少ない。
サイエンスに掲載された論文でも、再現性が低い（30%とか）のは、仮説段階で、科学者が強烈な競争社会にいるからである。
たいへんつらい事実だが、様々の反応は、科学者の期待通りには、まるで起こらない。このことは、科学者の武田邦彦氏が、彼のYoutubeで指摘している。
私は、自宅に様々の実験装置がある環境で、火薬の爆発など、今の法律に照らすとデタラメをしながら育った。
化学や物理については、きちんと勉強せずに、大学に入学した。
高校では授業中、さっさと計算問題などを解けるので、勉強する気になれなかった。その後、忘れるため、試験になるとあまりできなかったが・・。
そんな私が、大学でのさらに高度な化学実験に、驚いた。
実験ノートにあるように成果が得られるものと思っていたが、少し温度条件などを違えると、結果がまるで異なる。
ある時、低い収率に悩んで、生成した溶液の中、アルコールなどの溶媒を蒸発させる、禁じ手を思いついた。
ところが、少し揺らすとフラスコが、急激な温度変化で、割れてしまった。
3時間以上もかけた実験が、やり直しとなり、自分のバカさに怒るばかりであった。
高校までの化学では、A＋B ⇒ AB＋熱 である。
系全体で発熱してより安定した状態に変化し、ABができた。
何て分かり易いのだろう。
ところが、実際には、この世界は、数学的でなく、3次元（立体的）であり、
反応の成果は、
A＋B ⇒ AB / AAB / AABB / .ABAB / ......... と色々できる。
身近な例で言えば、
味の素（グルタミン酸ナトリウム）は、同じ分子構造でも、右回り（D）と左回り（L）があり、
工業的に生成して、人がおいしいと感じ、調味料にできるのは、左回り（L）だけである。
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ワクチン接種について、これまで世界で起きてきた事実が、私には、理解できない。
中でも、世界保健機関（WHO）の姿勢は、不可解である。
2021年4月、英製薬会社：アストラゼネカが、接種者に血栓ができるとして、ワクチン供給の中止を発表した。
デンマーク、ノルウェー、アイスランド、ブルガリア、オランダ、アイルランドは、即刻、使用停止。
オーストリアやバルト３国なども接種を見合わせ、タイやインドネシアも接種の開始時期を遅らせた。
ところが、世界保健機関（WHO）は、接種との関連が証明された死亡例はないとし、接種を続けるよう促した。
多くの国で接種停止の判断があった時、貴方がWHOの立場だとしたら、どうするだろうか。
方針変更しないとすれば、多くの人の健康を犠牲にする可能性がある、本当に不思議な決定と思わないか。
オーストラリアのDr Kerryn Phelps は、自分でも長期のかなりの副作用を経験した。ワクチン接種が開始されて2年経過の今、本腰を入れた研究が必要ではないかと言う。
以下、2022/12/21 のYoutube
この中、聞き取りにくいが、「なぜ、政策に関わる医学研究者は、問題をSpeak outしないのか？」と問われて、「話す専門家は、支払いを受けている。」と言う。
経済的な利益でなく、正しさに基づく判断のできる社会にするには、どうすれば良いのだろうか。