100人の生徒が、ある授業を受けることとなりました。

 

教育効果を調べるため、後で試験をすることとなっていますが、試験点数の80点以上が、合格点となっています。

 

試験結果は、簡単な内容だったのか、95人が、90点を取りました。

 

でも、5人は、40点だったので分からなかったと言って、泣いています。

 

校長先生が、Economistに「どうしたものか?」と尋ねます。

 

すると、Economistは、計算をしてみましょうと言って、帰宅します。

 

翌日、Economistは、

95 x 90 + 5 x 40 =8750 ;  ÷ 100 =平均87.5点

 

という計算結果をもって、学校を訪れます。

 

Economistは、言います。

 

「平均80点どころか、90点に近いですよ!

 

 教えた先生も学んだ生徒も、本当に良く頑張りましたね。

 

 何の問題もなくって良かったですね。

 

 私も安心しました。」

 

 と笑顔で言い、校長先生と抱き合います。

 

 良い結果だと言われた校長先生も、何だか嬉しそうです。

 

しかし、

 

教室では、40点だけだった5人の生徒は、

「難しすぎて、授業が分からなかったし、試験もできなかった。」

と泣き続けています。

 

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基本的にマクロ経済学は、問題の隠蔽/無視に、効果的である。

 

マクロ経済学者やエコノミストについて、確かなことは、

彼らの脳活動は、非常に粗雑だということである。

 

そして、マクロ経済学者を重宝する政治家の多くも、粗雑な思考の持主である。

 

そのような

学者の代表は、竹中平蔵氏、政治家は、河野太郎である。

 

また、岸田首相の地頭が弱いことは、国民にとりたいへん不運である。

 

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政策を発案施行する立場の人たちが、縛られているのは、経済を均質な一つの袋と見ているマクロ経済学の考え方と、

 

実務経験がないため、中央省庁や地方自治体での、予算の詰め方や業者選定の手続き・入札における考え方を理解していないためではないかと思われる。

 

世界では、どの政府にも、入札実施にしても、確立した手順があり、判断基準がある。

 

誠実な職員が担当している限り、公的な予算の使い方について、デタラメな使用は、起きないのである。

 

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そのため、政治は、本当に経済的に弱っている人々がいたり、

また、食料自給率の向上、国防など、国家リスクの観点から、絶対にすべきと判断されることがあるなら、ごちゃごちゃ考えずに予算をつければよいのだ。

 

各省庁、各地方自治体には、世界一、誠実に仕事をこなす日本の公務員が働いている。

 

予算を使えないとすれば、仕事を請ける民間セクターに人手・資材など、経営資源が不足した場合である。

 

予算が余るのは、インフレを防止したことになり、何の問題でもない。

 

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公的な予算の使い方で、時に不正が生じるのは、政治家や高官が自己利益のため、その手順を無視するためである。

 

その場合の処分の方法は、規定に従えば良い。