【今日の指導】話し合いのNGポイント | AcroquestのAcroなブログ

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今回は、若手I、中堅D、上司Tが登場人物である。

TがDのプロジェクトから部下を一人
引き抜こうとしたときのことである。

その部下の異動先は、会社としても非常に
重要度の高いところで、しかも人が少ない
状況である。彼が入ってくれれば、非常に頼りになる。

しかし、Tもいきなり問答無用に引き抜きを
実行しようというのではない。

Dのプロジェクトの状況を、Dと、その元メンバの
Iからヒアリングして、部下を引き抜いた場合の
インパクトも考慮して事を進めようとしている。

その状況の中、Iは基本的にTの意見に賛成して、
話を進めていた。

ところがここで、DからIに対して、クレームの
メッセージがきた。

IはDのプロジェクトの状況をよく知っているはずなのに、
それを踏まえた意見を言っていない、というのである。
Dとしては、Tの案をそのまま実行するのは難しいと
考えていたのである。

さて、この一連の流れには、Acroquest的にNGな点が
一つある。

それは、DがIに対してのみ、クレームを伝えた
という点である。

この部下の異動の件は、中心となっているのは、
部下本人、I、D、Tであり、他にも中心とは言えないが、
かかわっている社員はいる。

Dはおかしいと思うなら、話し合いの場の中で
オープンに反論すればよい。

それがAcroquestのやりかたである。

Tの方針と、Dの考えと、どちらが正しいかという
こと以前に、外してはいけないポイントなのである。

以上




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