【今日の指導】考え方の違い | AcroquestのAcroなブログ

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「働きがい日本一」の裏側をご紹介します。


毎週月曜日のランチは、職位ごとに集まって
ランチミーティングが行われる。

そして、各職位で話し合われたことは、ランチの
フィードバック会で共有される。

今日は、中堅エンジニアの職位ミーティングの
内容がイマイチだった。ミーティングの時間は
1時間あったのに、話し合われたことが1つだけで、
しかも、内容がしょーもなかったのである。

この結果を見た、マネージャー職位ミーティングの
社員Iは、中堅エンジニアグループのリーダー格の
社員Mにもう少しがんばってもらわないといけない、と
考えた。

しかし、さらに上位の職位のベテランTの考えは、
もう少し込み入っていた。

まず、中堅エンジニアグループのランチミーティングでは、
参加者の何人かがコートを着たままだった。
これは彼らがLINEにアップした写真からわかる。
普通、店で食事をするのにコートは脱ぐだろう。

Tはここからこのランチミーティングがイマイチなの
ではないかと感じたそうである。実際に彼らが出した
議事録もそれを裏付けていた。

他方、マネージャ職位のランチの結果をIから聞くと、
全員が活発に話しているわけではなさそうだとわかった。

ここからTが出した結論は、マネージャ職位のNに
中堅エンジニアグループに入ってもらう、だった。

そうすることで、中堅エンジニアグループも活気づく
はずである。

Nは後輩に対する指導は非常に力強い。
中堅エンジニアグループに入れば、うまくいっていない
ところをたちどころに修正してくれることだろう。


長くなってしまったが、IとTの考え方の違いが
伝わっただろうか?

Iの出した結論は問題を抱えたグループだけから、
その要素を拾ってきている。

それに対してTの結論は、複数の事象からわかることを
組み合わせて導かれている。

これがビジネスパーソンとしての差である。

ちなみに、Tは大のミステリードラマ好きである。
ミステリードラマで、一見小さな事実を組み合わせて
犯人を割り出すという考え方が、仕事でも活きると
常日頃話している。

以上




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