新人Tと新人Sは、内定者の頃には、総合的な力に
大きな差がない状態だった。
ところが、彼らが新人になってから5か月が過ぎた今、
大きな差が開いているように見える。
もともと、Tは技術者志向であり、Sはマネージャ志向だった。
入社直後のTは技術研修は何の問題もなく進む反面、ミーティングに
なるとどうしても積極性に欠け、発言がいつも後手になっていた。
Sはちょうどその反対だった。
9月になった今はどうなっているか?
Tは技術に軸を置いてプロジェクトや上級インターンシップの
技術指導担当として活躍しており、同時にミーティングでも、
積極的に発言できるようになり、全体的に頼りになる感じが
出てきた。
他方、Sは技術は伸び悩み、以前は自分の思ったことを
積極的に会議で発言していたが、それも少なくなってきている。
この違いはどこにあるのだろうか?
私の意見では、Tが本来は苦手な分野に対しても先輩の
アドバイスを得ながら取り組んできたからだと思う。
そのため、もともとは苦手なことに対しても、
ある程度は成果を出せるようになり、そのことが自信にも
繋がっているように見える。
Acroquestでは、特性能力主義といって、自分の特性を
活かした働き方をするというポリシーがある。
長所を生かして成果を出そう、というわけである。
しかし、新人の頃は自分の長所短所がそれほどはっきり
しているわけでもない。何でもやってみなければわからない。
実際、何でもやってみたTは成長した。
今は伸び悩んでいるSも、Tのように割り切って
何でも身を入れて頑張ってみれば、成果は出るはずである。
できるだけ早いうちに、このことに気づいてもらいたいものだ。
以上
