社員がKは、近々、海外である仕事をしてくることになっている。
一週間の予定だが、当然その間は英語で現地の人と会話することになる。
会社を代表して行くのだから責任は大きい。
しかし、実はKは英語がそれほど得意ではない。
そのため、Kとは逆に英語が得意なNが、Kに対して、
英語をもっと強化すべきである、と話していた。
ところが、このやりとりを聞いていた、副社長は、
NもKと一緒に現地へ行ってもらうことに決めた。
これは、もちろん、Nの方がKよりも遥かに高い英語力を
持っているためである。
しかし、理由はこれだけではなかった。
副社長には、Kのポリシーの弱さが不安だったのである。
この仕事では、現地の人と英語で議論することになる
可能性が非常に高い。そのようなときに、英語力以前の
ポリシーが弱ければ、何にもならない。
逆に、はっきりとしたポリシーを持っていれば、
多少英語に問題があっても、相手にもそれを伝えることができるだろう。
どこへ行こうが、何語でしゃべろうが、
自分のポリシーをはっきりと持つこと。これがビジネスでは、
すべてに先んじて重要なことなのである。
以上
