「自己組織化ネットワーク(SONSelf-Organizing Network)」とは | AcroquestのAcroなブログ

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「働きがい日本一」の裏側をご紹介します。

今回も、北海道出身のエゾ先生が説明をしてくれます。


こんばんは、エゾ先生です。ニコニコ


以前にも「基地局へのサービスオーダシステムを開発」で、
http://ameblo.jp/acroquest/entry-11093989164.html


「今、各通信事業者(キャリア)は高機能携帯電話(スマートフォン)の
 拡大によるデータ通信量の急拡大に向けて無線基地局を増強しています。」

と書きました。


最近、通信事業者のトラブルも多く、急増するトラフィックに対応するため
各キャリアはかなり強引に無線基地局を増強しています。

WiFiやWiMAXなどで逃げるだけでなく、次世代の通信規格LTE
ネットワークを組んで効率化しようとしています。 


LTEでは基地局側ネットワークがSON(自己組織化ネットワーク、

Self Organizing Network)という仕組みを採用しています。


急速に基地局を増設する時に有効なのが、この自己管理ネットワーク
(SON)機能です。


この機能で、通信事業者はLTEネットワークの構築や運用を自動化できる
ようになります。

SONの機能には、
Self-Configuration(自動設定)
Self-Optimization(自動最適化)
Self-Healing(自動修復)

があります。


例えば、
・基地局や端末から品質測定データを収集・分析し、ネットワークの設定を
 自動的に変更できる。測定機器を用いた電波状況調査頻度を削減出来る。
 →隣接リスト・ハンドオーバー・パラメータの最適化機能
・自己最適化、自己修復による品質の改善を行うため、ユーザ品質が向上する。
 →カバレッジ最適化・負荷分散機能
 →省電力機能、自己修復機能
など


通信機器会社のうたい文句としては、


「自動ネットワーク構成をハンドオーバー・プロセスのために導入し、
 モバイル・トラフィック負荷を分散し、ドライブテストの必要を最小限
 に抑えることで、既存のネットワークの運用効率を向上させます。


 これに加え、補正的機能による自己復旧によりエンドユーザにとっての
 ネットワーク停止時間を最小限に抑えます。」


と難しい説明です。


自己最適化とも呼ばれるこの特徴は、基地局が自動的に隣接する基地局リスト
を認識し、電波によるカバー範囲などの最適化を基地局自身が行います。


カバー範囲広いマクロセル内に極小範囲をカバーするマイクロセル
配置することをより容易にしたり、あるいは基地局からの通信をリレーする
中継局を設定してセルのカバー範囲の端でも通信速度を落とさないようにしたりする
など、場所により通信速度が大きく変わってしまうことを防いでいます。


こうした技術を組み合わせることによって、LTE-Advancedでは、モビリティ性能
を確保し、時速350kmでも通信可能、時速120kmまでは静止時に近い通信速度
を確保できることも目指しています。


既に世界中のメーカーや事業者により実験などは開始されており、LTE-Advanced
2014年ごろの実用化を目指し、開発が進められています。


トラフィックの収容能力を向上させる新技術の追加が続々と進んでいます。
中でも携帯電話事業者の注目を集めているのが
「HetNet(Heterogeneous Network)」ヘテロジニアス・ネットワークですが、
詳しい説明はまた次の機会に。



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