1874(明治7)年の今日、慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたことに由来するそうです。
この演説会で福澤諭吉は「日本が欧米と対等の立場に立つ為には演説の力を附けることが必要である」と話したそうです。
そもそも「演説」とは、福澤諭吉が英語の”SPEECH”に「演説」という言葉をあてたそうです。

本日の朝日新聞「天声人語」によると、もともとあった「演舌」という語を、「舌では俗っぽい」と「説」に替えた とのことです。
福沢諭吉は
「舌先(三寸)」や「二枚舌」で「演じる」よりも、道理などをわかりやすく伝える「説く」という漢字を使ったことだけでなく、
自ら行動して演説会を開催し「演説」を広めたことが素晴らしいと思います。
ところで、こうした「思い」を込めた漢字の変換は他にもあります。
◆「豆富」
たとえば「豆富」
通常は「豆腐」ですが、和食料理や豆腐専門店では縁起をかついで「豆富」をいう漢字を使っているのを目にします。
余談ですが、私の祖父が言っていたのですが、歴史のどこかで「豆腐」と「納豆」が入れ替わったという説に賛成です。
豆乳ににがりを加えてひとまとまりにした、あるいは型に納めたものを「とうふ」
豆を藁苞で包み、納豆菌の活動を活発にして発酵させた(腐らせた)ものを「なっとう」
と言うのですから、どこかで入れ替わったのでは?と思います。
(中国ではやわらかく弾力のあるものを「腐」という字を使うので「豆腐」で正しいという説もあります。)
さて、私のブログを読んで下さっている方は次の変換にお気づきだと思います。
◆「人財」
通常は「人材」ですよね。
確かに人は経営資源でもありますが、「材料」を連想させる「人材」ではなく、
「財産」である「思い」から「人財」という字を使っています。
これはブログの開始時点から(仕事においてはそれ以前から)一貫して使っています。
是非、人事や人財開発に関わる多くの人に使ってもらいたい漢字です。
ちなみに、人生の大先輩がこう話をされていたのが印象に残っています。
みなさんも職場を思い浮かべてみて下さい。
人財には次の4つがある。
「人罪」「人在」「人材」「人財」
「人罪」・・いるだけで罪(迷惑)な人。
「人在」・・ただいるだけで何もしない、プラスにもマイナスにもならない人。
「人材」・・役には立つが、ただの材料としての人。言われたことをそれなりにこなすだけ。
「人財」・・組織にとって財産ともいえる人。価値を生み出すことのできる人。strong>
意識を高く持って「人財」になりなさい。
その通りだと思いました。

参院選挙。
名前を連呼することは演説とは言いません。
政治家なのだから人心を動かす「演説」を期待したいです。
私たちはちゃんとした「人財」を国会に送りましょう!