社会貢献について考える vol.1 | 海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

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私はこの冬、ひとつのボランティアに参加してきました。

社会貢献やボランティアというと、募金をしたり、ゴミ拾いをしたりというイメージが強くありませんか?

私の参加したものは、絵本にシールを貼るというもの
たったそれだけです。

私が参加したこの活動は、社団法人シャンティ国際ボランティア会http://www.sva.or.jp/(以下SVA)による「絵本を届ける運動」です。

SVAでは、子どもの図書がほとんど出版されていないカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタンへ絵本を送る活動を行っています。

先にも書いたように、参加者は日本の絵本に、カンボジアやラオスといった国の言葉で書かれた訳語シールを切り抜いて貼るのです。

たったそれだけ。

もちろん作業中に絵本を読んで楽しんでも構わないし、むしろそうして楽しみながら参加してほしいとSVAの担当者は話していました。

そうして、その国の言葉で読むことができるようになった絵本は、やがて子供たちの手に渡ります。
昨年は2万冊の絵本が届けられました。

SVAには「ぼろぼろの本」という名前の絵本があります。

それは、絵本を贈られた国の子どもたちがボロボロになるまで繰り返し読んだ本のことでした。
こんなになるまで繰り返し読んでくれるのか。

また担当者に話を聞いたところ、SVAではただ絵本を配るということはしていないようです。

絵本の配布先である国の図書館の開設にタイミングを合わせたり、小学校の先生や図書館員に絵本の意義を伝え、読み聞かせのトレーニングをしてから配布するそうです。

(SVAのホームページより)
・アジアでは8人に1人が小学校に行っていません。
・カンボジアでは5人で1冊の教科書
・ラオスでは小学生の43%が卒業前に辞めてしまいます。

次回以降、ご紹介しようと思いますが、ジョン・ウッド(著)「マイクロソフトでは出会えなかった天職」は、こうした学ぶことのできない子供をどうにかしようと社会起業家になった話が書かれており、多くの日本人社会起業家にも影響を与えた一冊です。

SVAの活動も近いものがあります。

ところで、私は絵本の活動に楽しみながら参加することができました。
普通に絵本を読みながら、仲間と話しながら参加しました。

社会貢献というのは、お金を出したり、汚れたり辛い思いをしたりするような労力を提供することばかりじゃないのです。

家族と一緒に絵本を読みながら、楽しみながらできるようなもの。
自分の特技を活かしながらできるもの。
そういうものも数多くあります。


自社のCSR(企業の社会的責任)をどうしたらいいかと悩まれている経営者やご担当者の方がいらっしゃいます。

比較的新しい会社で設立当初からCSRの軸をはっきりされている会社は稀です。
その他の会社は、設立以来必死に働いてきて、なんとか会社が軌道に乗り、やっとそういうステージになられたことを喜ばしく思って下さい。

次回は、「社会貢献について考えるvol.2」として、企業の社会貢献について、そしてまたこのブログを読んで下さっている個人でもできる社会貢献、そのヒントをご紹介しながらいろいろと考えてみたいと思います。


(参考図書)
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
ジョン ウッド
ランダムハウス講談社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 心を奮いたたせる
5 余談だが、ジョンウッドのお父さんがいい味を出していた
4 身近なところから初めてみる
4 社会企業家に求められる能力とは?
5 苦悩しながら非営利活動に励む、甘くない現実が知れる良書