今回は、その対処方法。
今回も気楽に読んでもらえたらうれしいです

意外とあるんです。
そして、今の時代は、SNSやブログも使い方によっては、私達をこころの病から救ってくれるツールにもなるんです。
そのお話は、最後にしますね。
まず、みなさんのストレス解消方法って何がありますか

カラオケ
ヨガ
いくつあるでしょうか?あげられるだけあげてみて下さい。
質より量です。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
(続けて下さい)
いくつ出ましたか

ストレス対処方法は、だいたい次のように分けられます。
1.問題解決型(問題中心型)
広い意味で「立ち向かう」「取り組む」ものと思って下さい。
何か問題があった時に自分の努力や周囲の協力を得て対策をたてて解決するものです。
広い意味でと言ったのは、自発的な「配置転換」や「転職」もこれに入るからです。
立ち向かい、取り組む手段として、自ら配置転換を申し出たり、転職したりするのも問題解決の対処方法です。
2.情動処理型(情動中心型)
これには2つあります。「感情発散型」と「感情抑制型」です。
自分の力ではどうにもならないものに対して情動で対処するもののことで、大切な人が亡くなってしまった時など悲しんで泣いたりするのがこれです。
感情を発散するタイプと抑制するタイプがあるのですが、どちらかというと抑制はしない方がストレスをためずに健康にはよいと言われます。
つらい思いは、あまりため込まずに人に聞いてもらいましょう。
3.認知的再評価型(発想の転換)
物事の見方・捉え方を変えようとするものです。
今回は詳しく触れませんが、「認知行動療法」などはここにあたります。
興味のある方は「認知行動療法」で検索をしてみて下さい。
4.社会的支援探索型
これは、その問題に対してどうしたらいいか他人に相談やアドバイスを求めることです。
1の問題解決型や2の情動処理型につながります。
つまり、相談して何らかの対策をたてて解決しようとするならば問題解決型、人に自分の気持ちを聞いてもらうのであれば情動処理型につながっていくわけです。
5.気晴らし型(ストレス解消法)
これが、みなさんが先ほど思い浮かんだストレス解消法の多くがここに入るのだと思います。
スポーツ
、レジャー
、カラオケ
、温泉
などです。6.その他(リラクゼーションなど)
その他としては、ヨガ、座禅、瞑想などがあります。
一番簡単で奥が深いのは「深呼吸」ですね。
先日、ヨガの先生のブログを読んで、あらためて「なるほど~」と思いました。
というように、いろいろあるのです。
そして、もうお気づきだと思うのですが、これらは個別にあるのでなく、みなさんいろいろと組み合わせて使っていますよね。
さて、こういった解消方法以外に、簡単にできるストレスに強くなる方法をお話しましょう。
それはあたり前に聞こえるかもしれないけれど、まずは規則正しい生活を目指すこと。
1.睡眠は5時間以上とるようにしましょう。
私もこれは要注意です。睡眠時間が5時間以下の場合、精神疾患だけでなく、脳心事故といって脳出血・脳梗塞・くも膜下出血・心筋梗塞・心不全・大動脈瘤破裂などの発症率が上がる
という研究もあるのです。いろいろ説はありますが、ひとつの目安にして下さい。2.1日3食(特に朝食)をしっかり食べましょう。
3.適度な運動をしましょう。
4.休みの日には気分転換をしましょう。
実は、これを一言で言い表している良い言葉があるんです。
昔、日産のセフィーロという車のCMの(糸井重里さんが作った)コピー。
「くうねるあそぶ」
聞いた事のない人は、イントネーションはここでは表現できないので、そうだな、近くの30代以上の人をつかまえて聞いてみて下さい。
ズバリです!言葉の響きといい、最高のコピーです。
さてさて、最後に「ウィークタイズ」という言葉を知っていますか

ウィーク(Weak)は「弱い」、タイズ(Ties)は「結びつき」のことです。
東京大学の玄田先生(http://www.genda-radio.com/)がおっしゃるには、
家族や恋人、親友といった「強い結びつき」(ストロングタイズ)は、みなさんに「安心感」をもたらします。
一方、たまに会う人間(弱い人間:ウィークタイズ)は「価値観や思いがけない可能性、満足度の高い選択肢」をもたらしてくれるといいます。
つまり、ウィークタイズを広く築くことで、日常(例えば、今抱えている業務)に忙殺・埋没することを防ぐことができるのです。
これは、みなさんの生活に気づきや創造性をもたらすだけでなく、なぜメンタルヘルスにもいいか。
それは、ウィークタイズが社会的支援(上の4番)をもたらすからです。
NIOSH(National Institute for Occupational Safety and Health:米国労働安全保健研究所)が、「職業性ストレスモデル」というものを発表しています。
難しい話はやめて簡単に言うと、ここで私達がやるべきことは、「職場のストレッサー」を減らして、家族・上司・同僚・友人といった社会的支援(=「緩衝要因」)を増やすことです。
緩衝要因を多く持つことは、私達のストレスを和らげるだけでなく、みなさんの人生を豊かにしてくれるのです。
現代社会は、SNSやブログがあって、そこで知り合うことができます。
そこで、新しい価値観に触れたり、実生活で周りに言えない悩みをブログの中で投げかけたりすることができます。
ブログを続ける、そこで知り合った人とのつながり。
これも財産だと思います。
いろいろな価値観に触れることができる。
弱ったら、支えてくれる。
新しい道を示してくれる。
素敵なブログライフを、みなさんのペースでいいので続けていきませんか

ということで、これまで5回のまとめをします。
1.こころの病気は特別ではない。
2.ストレス状態は、早期発見・早期対処をしよう。
3.「くうねるあそぶ」を楽しもう!
4.ストレス対処法、社会的支援を多く持つ。ブログを楽しもう!
(人事・総務、安全衛生担当者さまへ)
メンタルヘルスの視点でいうと、この5回はセルフケアの領域について述べています。
また、その中でも認知行動療法については触れておりません。
企業研修で取り扱う場合は、必ず産業医やEAPにご相談して下さい。