
ちなみに富士通の研修担当者のYさんは、「キャンプに行って、焚き火で一緒にバウムクーヘンを作ろうよ」が誘い文句だそうです。この言葉で来なかった女性がいないとか・・・。エロぷーさんめ

「マトリクス勉強法」
竹中平蔵(著) 株式会社幻冬舎

学者として政治家として、いずれも第一線で活躍された(されている)竹中平蔵さんの勉強法についての本。
ご自身の半生や、小泉総理のもと郵政民営化に尽力された時の経験なども書かれています。
実はこの本、過去に1度読んで2度目。
ただ、今の自分の悩みにズバっとくる言葉もあり、あらためて気づかされることの多かった本です。
勉強には2つあるといいます。
「人生を戦いぬく武器としての勉強」と「人間力を鍛えるための勉強」
(もともと勉強は戦うための道具ではなく、人と人を結びつける「知」だったというのが印象的。)
また、それとは別の軸で、2つにわけることができる。
「天井がある勉強」と「天井がない勉強」
つまり目標の到達点があるかどうかで分類します。
資格試験や受験勉強は合格すれば終わりなので、天井がある勉強ということです。
一方、茶道、武道や音楽など教養やコミュニケーション能力などは特定の試験がなく(ある場合もありますが・・)、これらは天井がない勉強です。
この2つの軸でマトリクスを作り自分の立ち位置を見つめ直した上で、勉強法を改めて理解していきます。
本では仮に次のように名前をつけています。
・「記憶勉強」(武器×天井あり)・・資格試験、TOEIC、入学試験など
・「仕事勉強」(武器×天井なし)・・経済学、金融工学、英会話など
・「趣味勉強」(人間力×天井あり)・・茶道、武道、ダイビングライセンスなど
・「人生勉強」(人間力×天井なし)・・古典、音楽など
また、大人の勉強は、何を勉強するかも自分で決めることができるのが特徴だと言います。
当たり前といえば当たり前ですが、なりたい自分になるために、きちんと自分を俯瞰してとらえて勉強している人は意外と少ないと思います。
また、ビジネスで一流の人たちは、武器としての勉強はもちろんですが、人間力の軸も素晴らしい人が多いなあ というのが私の思ったことです

SONYの大賀さん(音楽)、大前研一さん(ダイビング、バイク、クラリネットなど)、北尾吉孝さん(古典)、小泉元首相(歌舞伎、オペラ、歴史小説)・・など。
私の周りを見ても、感性(センス)があって話題が豊富、一緒にいて良い刺激を受ける人というのは、芸術や書物に多く触れている人が多いと思います

「自分を成長させるには、「今、自分は何を勉強するべきか」を知ることこそが、実は一番大切です。ところが、これが分からないという人は案外多い。」と著者は言います。
そして、個人個人の勉強マトリクスの例も示してくれています。
自分の棚卸、現状把握ができていいと思います

あと、「人も本もいいものだけを選ぶ」「仕事の内容によって「朝型」と「夜型」を使い分ける」「鳥は向かい風の中、飛び立つ」といったところは印象に残りました。
また、人と群れないこと、「友人は数多くいればいいものではない」「誰と働くかにこだわろう」「誰とでも仲良くする必要はない」という著者の考え・・
このタイトルだけで誤解されるといけないので、気になった方は是非読んで頂きたいのですが、「よい意味での排他性」については非常に共感・同感できました。
ストレングスファインダーでの私の5つの強みのひとつ「親密性」も相まって、納得です

http://ameblo.jp/acquross/entry-10209739867.html
余談ですが、近道などなく「努力」を続けること、それを支えるのが夢であり、つよい志である。
そして、困難に立ち向かう時の言葉として、「You can do it !」「Yes, I can」という言葉も紹介されています。
この執筆のあと、オバマ大統領が選挙戦を「Yes, we can」で戦って勝利したかと思うと感慨深いものがあります

最後に、この本の冒頭に書かれている言葉。
「日本という国がさらに豊かになっていくためには、日本人一人一人が、成長していく必要がある、勉強していく必要があると思います。それは、受験の勉強ではありません。人間としての力を蓄え、物事を考える、正しいことを見極める力を持つことだと思います。」
その通りだと思います。
私の会社のホームページ、商品がもう間もなくリリースできます。
会社をつくったのにはいろんな気持ちがあります。
そりゃあ正直「○○欲」みたいなものもあります。
ただ、大手企業や一部の人が知る素晴らしいノウハウを、頑張っている個人や中小企業に提供することで、日本を元気にする
という気持ちでいることは事実です。そして利益の一部を大好きな海(地球)に返したい
というのも事実です。みなさんも自分の勉強マトリクスを作って、一緒に頑張りましょう
