マンガ約束のネバーランドをスマホで無料で立ち読み、 アプリでダウンロードしよう! -9ページ目

マンガ約束のネバーランドをスマホで無料で立ち読み、 アプリでダウンロードしよう!

無料でマンガの約束のネバーランドがスマホが読めるサイトやアプリのダウンロードの方法をご紹介!一巻丸ごと立ち読みしちゃいませんか!?なんと、フルカラー漫画も限定見れちゃいますよ!アイフォンやアンドロイド、もちろんタブレット使用もOK!さあ、アニメを楽しもう!

 

●異色の大ヒット作?●
 

漫画雑誌というのは三大週刊誌をはじめ、雑誌の色、掲載誌の特徴というのがかなりはっきり分かれています。
 

例えばジャンプであるなら、「友情・努力・勝利」といった感じですね。
 

ところが、世の中にはそういった雑誌の色を無視した大ヒット作というものが時々現れます。
 

今回取り上げる「約束のネバーランド」も、連載開始時は異色の新連載といわれた作品で、近々アニメ化が決定した大ヒット作です。

 

他のジャンプ作品とは毛色が違うと言われていますが本当でしょうか?

●異色の大ヒット作とはどんなものか●
 

例えば「鋼の錬金術師」は、当時、少年誌のくせに線の細い女性人気の高い作品を多数抱えていたガンガンで、「これでもか」というくらい骨太の王道的な少年漫画として叩き込まれた漫画でした。
 

逆に「進撃の巨人」は、当時名前から週マガの予備軍的に見られる恐れがあった別マガの創刊号で「王道少年漫画」などと言うキャッチコピーを付けながら、実際には「王道どころか、そもそも少年漫画だろうか?」と言う様な内容で物議をかもしました。

 

逆に別マガの雑誌としての方向性を決めたくらいです。同じジャンプであれば「デスノート」も異色作の代表です。

 

「裏切り・狡猾・(結末は)敗北」といった形の物語。過程ではひたすら勝利が過剰に演出されたけどそれ以外は…っと言う感じでジャンプ作品らしいかと言えばそうではありませんでした。

では「約束のネバーランド」は、どうなのか?
 

実は、意外なことにそれほどジャンプらしさからは離れていない作品だったりします。

●約束のネバーランド内にあるジャンプらしさ●

ジャンプ作品の支柱3つは「友情・努力・勝利」なのですが、この作品のどこにそれがあるか一つ一つ検証してみましょう。

■友情
 

本作1話目の話なのでネタバレしてしまうが、この作品は「鬼」が人肉を得るために人を育てている「人間飼育場」から、自分達が家畜扱いだったことを知った子供たちが逃げ出そうとするところから始まる。
 

1話目の最後の時点で、ノーマンから「3人で逃げよう」と言われた主人公のエマは「誰も見捨てられない」と言ってそれを行動に移した。この時点でもう主要人物3人の友情がはっきりと明示されている。
 

これが「裏切り」のデスノートの夜神月なら真っ先に裏切ってポストママのポジションを狙うこと間違いなしである。
よって、友情はあります。

■努力
基本的にジャンプ作品における努力とは「ライバルを超える」だとか「敵を倒す」ための努力になるのですが、本作序盤において最大の敵である鬼の手先のママは非常に巨大な壁として立ちはだかります。

 

このママに絶対に気付かれない様にエマ達はあらゆる手を模索するのですが、ママの戦略はその上を行く。そんな水面下での攻防と、ひたすら逃げ道を探そうとする主人公たちの努力がこの作品前半の魅力です。
 

よって努力もあります。

■勝利
 

これまたネタバレになってしまうが、エマは他の子どもたちのうち何人かと共に人間飼育場からの脱出に成功する。

 

要するに努力による勝利を得ることが出来たと言える。これは暫定的なもので、完全な物とは言えないけれど、努力によってママを倒し、勝利を手に入れたわけだ。

以上、ジャンプ三本柱を確認すると、「友情によって立ち上がり、敵を倒すために努力して、勝利を収める」これを見事成し遂げている。

「約束のネバーランド」は、実は非常にジャンプ漫画らしい漫画と言えてしまうのだ。

●「約束のネバーランド」は王道的ジャンプ作品である●

以上、「約束のネバーランド」は意外なことに王道的なジャンプ漫画であることが分かりました。

なんでこの作品が「ジャンプらしくない」異色作扱いになってしまったのかというと、やはり1話目の人間飼育場というダークでディストピアを思わせる世界観の衝撃と、その後にママとの知能戦が始まったことが大きかったのではないかと思います。

人間飼育場を飛び出し、外の未知に触れた現在のエマたちの冒険はバトル物要素が出てきて、よりジャンプらしさを増しているように思います。
 

初期の雰囲気が好きだった人には今後の展開が不安かもしれませんが、世界観の広がりや意外な展開が続いているので、今後も楽しみな作品と言えます。

ジャンプ漫画らしくないと食わず嫌いしていた人には、ぜひ手に取ってみて欲しいですね。

にほんブログ村 漫画ブログ おすすめ漫画へ