花子たちが一番よろこぶのは午前中、東からの太陽光。
最悪なのはモロにあたる西日。
悲しいかな、ウチのベランダは南西向きだから、一番さけたい西日がガンガンあたる。
それでも、秋~冬~春は、まだいい。
かよわそうなスカピオサだってなんだって、たいていの子は、躊躇なくお迎えできる。
問題は夏。
花子たちのすまいは、丘の上にある4階マンションのベランダ。
夏の南西の太陽は、半端なくギラギラ照りつける。
弱い子は夏越しできない。
これまで、どんなに多くの子たちと早めのさよならをしたことか・・・
だから、毎年、この時期から、早くも頭の中は夏の西日対策。
今まで、あれこれやってみたが、見た目と実用性が伴わない。
なにかいい方法がないかと、いつも気にしていた。
そしたらである。
去年の秋、イタリアのガーデニング雑誌に、こんなページをみつけた。
「あ、これいい! 上部に寒冷紗(遮光性ある目のあらい白布)をおおえば、日よけ効果もあって、すてきにみえる!
しかも、つる性の白い小花は、香りがいい、夏の暑さにも強いスタージャスミンを使ってる。
斑入りにすれば、明るいから見た目もかろやか!!」
ベランダ花子のすまいに、スタージャスミンがすてきに絡んでる絵が、脳内で勝手に描かれていく。
この↓西日ガンガンの夏のベランダが、
こんなふうに↓スタージャスミンをワイヤーにからませて、
縦横、ワイヤーを駆使して安定させて、
上部の隙間を、寒冷紗でおおえば、なんとかなるんじゃない?!
いや、なるなる。 うわー、天蓋付きのベッドみたいになるー!!!
すっかり、一人、妄想の世界。
タイミングよく、その時、ガーデニングのお勉強講座なんぞにちょっと通ってた。
ガーデンプランナーの先生に、さっそくこのプランを相談してみた。
「いいんじゃないの?」を期待して。
ところがである。 先生、
「んー、スタージャスミンをワイヤーで這わせるだけじゃ、安定しないから、ダメだね。
マンションのベランダじゃ打ち込みもできないから、アイアンも使えないし・・・。
んーーー、つっぱり物干し竿とかで代用するしか、ないんじゃないの?」
「えっーーーーー、つ、つっぱり物干し竿?!!!」
ガラガラ、何か崩れ落ちる大きな音がした気がした。
でも、確かにグラグラ安定しないよりはいい。
花子のため、
この夏は、つっぱり物干し竿で、見た目も美しい西日対策を考えてみることにしよう。
イメージは、こんな↑感じ。
突っ張り棒がみえないようグリーンをうまくはわせなきゃ。うまくいくかな。
どうなることやら・・・。
ちなみに、つっぱり物干し竿って、こんな感じ。
↓
できれば、やっぱり、お迎えしたくなかった、かな・・・
いつも遊びにきていただき、ありがとうございます
にほんブログ村