2008年のイタリア夏休み。
ドロミテ地方のオルティセイにむかう途中、道を確認したくても、山ばかりでお店もなく、不安マックスだったとき、
神のごとく、突然現れたこの↓ホテル 。(←詳しくはこちら)
花子たちのあまりの見事さに、道を聞くより、思わずシャッターを優先してしまった。
真剣に地図チェックするナビ役の妹に見つからないよう、
彼女が下を向いている瞬間に、2枚だけこっそり撮って、大急ぎでホテルのフロントへ走った。
3分後、オルティセイへの道も間違っていないことがわかり、一安心。
鼻歌まじりで、ハンドルをにぎりながら、街へ向かう。
花子の残像と、空と綠と、いいお天気のせいか、テンションあがりまくり。
イタリアのバカンスは、こうでなきゃ!
なーんて、思ってると、やっぱり、こうなる。
街には着いたけど、今晩、泊まるはずのホテルが見つからないっ!
同じところをくるくる出たり入ったり・・・。
ただ、迷っても、
はたまた、
いつもなら、
「あそこ、曲がるんじゃなかったの?」
「そんなこと言われたって・・・」
と、ナビ役の妹と、険悪になりがちな車内でも、
「わー、このおウチもすてき! あ、でも、この道も違うね・・・」と、花パワーがそうさせるのか、珍しく穏やかモード。
20分ほどクルクルしたのち、ホテルも無事にみつかった。
高台から街を見下ろせる見晴らしのいい立地。 しかもグレードアップのおまけつき。
花パワー、おそるべし。
そんな思いで、高台のホテルから、街へ繰り出したら、
うわー、
そこには、絵本みたいな、チロルの風景が広がっていた。
ゼラニウムがアクセントになってる、かわいいオブジェがあったり、
どのおウチの窓辺にも、建物の色にマッチした花々が、笑いながら揺れていた。
おもちゃ箱のようなオルティセイの街。
「帰ったら、ウチのベランダにも、絶対に、花いっぱいにする!」
そう決心した瞬間だった。
日本では、南西むきのマンションベランダで花を育てることがどんなに大変か、
このときは全く知らずに・・・。
(つづく)
いつも遊びにきていただき、ありがとうございます
![にほんブログ村 花ブログ 寄せ植え・ハンギングへ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fflower.blogmura.com%2Fyoseue%2Fimg%2Fyoseue88_31.gif)
にほんブログ村