前回【その5】確定拠出年金をはじめよう! アセットアロケーション決定でようやくアセットアロケーションがきまったところで、いよいよどの金融機関で確定拠出年金を始めるか考えてみたいと思います。
金融機関 譲れない条件とは?
と、またここで考え込んでしまいました。
『確定拠出年金で自分年金ためるぞ!』と意気込んできたのですが、『ほったらかし投資術』によると個人がお金を貯めていくお得なシステムには、『NISA』と、『確定拠出年金』の二つがあって、①NISAに向いている金融機関と、②確定拠出年金に向いている金融機関は必ずしも一致しないようです。
本シリーズ第2弾の【その2】確定拠出年金をはじめよう! 家計確認&生活防衛資金回で自己資金を調べた際に感じたのは、あちこちに口座を開いていると家計全体を見渡すのが難しくなるということでした。NISAも確定拠出年金もお得なものはすべて使いたい、でも口座数は増やしたくない。そんな、いいところどりの金融機関があるのか検討していきます。
さて、NISAにしろ確定拠出年金にしろ、金融資産はインデックス型の投資信託で持ちたいと思っているので、まずは金融機関別の投資信託取扱数を一覧にしてみました。
投資信託取扱本数を金融機関別にみてみる
ネット証券 :楽天証券、SBI証券、マネックス証券
大手証券 :野村証券、日興証券
ネット銀行 :新生銀行、あおぞら銀行
大手銀行 :ゆうちょ銀行、三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行
結構、露骨に違うもんですね。ネット証券>大手証券>大手銀行>ネット銀行という順番でした。意外だったのは大手証券の投資信託の取扱本数が、ネット証券の半分もないことでした。ふーむ、手数料の比較や取扱金融商品の検討まで入る必要もなく、NISAはネット証券のSBI証券、もしくは楽天証券に決定ですね。消費者としては選択肢が多いというのは当然大きなメリットです。
そしてさらに意外だったのは、三大ネット証券の一角を担うマネックス証券の取扱本数が大手証券会社なみだったこと。個人的には、マネックスの円グラフや棒グラフを活用した感覚的にわかりやすい資産管理ツールは使いやすいなあと思っているんですが。。頑張れマネックス!
投資信託手数料を金融機関別にみてみる
もう一つ確認しておきたいのは、投資信託を買う際の手数料の一覧です。比較しやすくするために、日本株式の動きを示す指数、TOPIXに連動することを目標としたTOPIXインデックスファンドの手数料を表で確認してみます。手数料は%表示、小数点以下二位で丸めております。
投資信託の売買にかかる手数料の種類は3種類もあって非常にややこしいです。どう説明すべきか迷っていたのですが、さすがプロ!竹川美奈子さんの『年利15%でふやす資産運用術』の説明が解りやすかったのでご紹介します。三種類の手数料を、スポーツクラブに支払う費用に置き換えて、感覚的にわかりやすく述べられています。
購入手数料 :スポーツジムの入会費 (買う時に支払う)
信託報酬 :スポーツジムの年会費 (毎年支払う)
投資信託財産留保額 :スポーツジムの退会費 (売る時に支払う)
信託報酬 :スポーツジムの年会費 (毎年支払う)
投資信託財産留保額 :スポーツジムの退会費 (売る時に支払う)

金融機関によっては複数のTOPIXインデックスファンドを扱っているところもありましたが、その場合は一番手数料の安いものを選択しています。意外だったのは、大手銀行よりも、大手証券会社の取り扱う投資信託手数料の方が高いことでした。そして、この手数料を見てもやはりネット証券が最強ですね~。
個人型確定拠出年金 金融機関をえらぶ
個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金の一番大きな違いは、『金融機関が自分で選べるかどうか』になります。
企業型確定拠出年金には、サラリーマン時代に加入していました。ある日突然会議室で説明会が開かれ、どの投資信託にするか選びなさいと一方的に言われて呆然とした記憶があります。株と国債の区別もつかないままに、なんとか聞きかじりの知識をもとに、日本株式25%、外国株式25%、日本国債25%、外国国債25%の今でいう四分割ファンドの資産配分に決めました。
さて今回、個人型確定拠出年金の金融機関は自分で選ばなければいけません。またもや、多すぎる自由の前におぼれそうになりますが、ここでもまた新たな神の声が。。。。
『cubの日記』、『個人型確定拠出年金の運用先金融機関はずはりこの2社からで十分です』
おお~、力強い!!cubさんおすすめの金融機関は『SBI証券』と『野村証券』の二つです。そして、この二つを選んだ理由は、①口座維持手数料が安い、②低コストな投資信託がバランスよくあるからだそうです。
念のためもう一つ確認します。竹川美奈子さんの『年利15%で増やす資産運用術』は2013年初版と少し情報が古くなりますが、おすすめの金融機関は『スルガ銀行』、『SBI証券』が最も手数料が安い金融機関だと紹介されています。また、、モーニングスターの『個人型年金プランを選ぶ』では、手数料一覧と商品数を確認することが出来ます。
NISA、確定拠出年金はSBI証券に決めた!
よし、決まりました。NISA、個人型確定拠出年金の金融機関は『SBI証券』で行きます。


