夫のお土産の中に「もののけ姫」のDVDも入っていたので、つい鑑賞。
私は高校生の頃、日本史・世界史を選択していないので、歴史はさっぱり。夫からは、「歴史は大切、いろんなところにかかわってくるから。受験対策の勉強しかしてこなかったなんて浅はか」と馬鹿にされっぱなし。
確かにそうだったと認めるしかない。
そんなせいで、映画館で「もののけ姫」を見てもところどころよくわからない。
アシタカはどこの人?タタラって?
少し前に、熊谷達也の「まほろばの疾風」という小説を読んだ。蝦夷征伐が舞台で蝦夷側から書かれた小説。主人公のアテルイさまがかっこよくて、「アテルイさま~、あ~、坂上田村麻呂が出てきちゃった~(T_T)」なんて嘆きながら読んでいた。
実は坂上田村麻呂も知らなかった。夫に蝦夷征伐について聞いたら「あまり知らない。坂上田村麻呂が征伐したってことぐらいかな。」と言われてたから知ってただけ。夫からは「小説一つ読むにも歴史は大切でしょ」とまた説教。
そんなわけで、少しだけ蝦夷のことがわかったので、もう一度「もののけ姫」を見てみたいな~、と思っていたところだった。
でも蝦夷が出てきたのは本当に冒頭だけ。それでも知らないで見てたときよりもずっといろんなところに目が行くし、ある事象もこういうことかと納得したり、宮崎駿はこんなこともしっかり調べて作ってんのね~、なんて思ったり。
知らないで見る面白さもあるとは思うが、知ってから見るのもまた一興。
ついでに、実は夫のお土産の中に「ほたるの墓」も入ってた(^^)ゞ。映画館まで見に行って涙流しまくりながらも、その後一度も見る気になれなかったアニメ。これも見てみた。が、やっぱり見てられない。最初から涙流しまくり。
ところで、そのアニメの中での空襲は焼夷弾ばかり。
私の母は戦時中、名古屋の軍需工場の近くに住んでいたので、終戦間際は空襲がひどかったらしい。

母は(当時6歳)
「焼夷弾もあったけど、普通の爆弾もあったし、鉄の塊が落ちてくることもあった。空襲警報が鳴ると学校から一人で家に帰らなきゃ行けなくて、それがすごく怖かった。爆弾でやられると体が蜂の巣のようになるんだよ。屋根の上や木の枝に足や手がぶら下がってて、建中寺(お寺の名前)の境内には死体が山のように積まれてた。」
とよく話す。

しかし、うちの母を見ているとそんな経験をした人にはどうしても思えない。お気楽そのもののような人だから。でも一度ゆっくり当時の話を聞いて、文字に残してあげたい。
ただ、当時こんな幼い子どもだったのに、日本人というだけで、海外からは戦争責任というものを背負わされているのかと思うとなんとも不憫である。