イタリア・フィレンツェ在住の通訳・観光ガイド等をしている
松井純子さんから陣痛を80%軽減するメソッドの体験談を聞けるとあって
オンラインお産話会に参加しました。
純子さんの、今から遡ること14年前(2006年)の初妊娠期に出会ったメソッド。
指導者はロシア生まれのボディワーク・フィルデンクライスメソッドを体得している方で
それを一部ベースにして開発されたものらしい。
お話会は夜21時〜22時半までの予定が深夜0時過ぎまでとなり、
私は子供が泣き起きたので終わり頃に退散して子供と寝たため、
詳細は忘れてしまったが(苦笑)、覚えていることをメモ。
純子さんがそのメソッドに出会ったことや、パートナーとの関係であったり、陣痛が実際軽減する(逃げていく?)体験や、2人目妊娠時には、さらに膣を鍛えるための方法も追加されていたと、内容がとても面白かった。
このメソッドは、お産の邪魔になるもの(骨盤の締め)を波に乗って開き、胎児が通ってくる産道を広げ、滑らかにお産を経過させるためのもの。
赤ちゃんが楽ならば、母体も楽。
胎児は少しづつ螺旋を描きながら降りてくる
胎児の頭の位置が、子宮の左寄りなのか右寄りなのか、
その時々の胎児の(頭骨の)位置を感じながら陣痛を逃していく。
日本の場合、助産院や自宅出産の場合に、助産師さんが産婦の腰や仙骨辺りに的確に手を当てる行為をこのメソッドではパートナーが担う。お産に積極的に取り組むパートナーならば、とても有効な方法だと思った。
もし、パートナーが消極的な場合には、助産院や自宅出産で助産師さんに介助してもらうのがいい。
実践
陣痛が来始めた最初の方は、妊婦1人でその体位をとるために、
壁(手が引っ掛けられる柱などを利用)の前に椅子を置き、そこに、赤ちゃんの頭骨の位置により片足を椅子にかけて、両手を壁(柱)にかけ、産道を開けるようにする。
これを陣痛の波が頂点に来たときに合わせて行っていく。
陣痛感覚が短くなってきたら、妊婦が片足を椅子にかけて、手を柱にかけて産道を開きながら、パートナーに腰(仙骨)を押し上げるようなサポートをしてもらう。
最後の方で、四つん這いになって、同じように産道を開きながら、パートナーも一緒にサポートをする。
純子さんのお産をした病院では、お産する場所に医者や看護師もいて、
万が一の緊急時には医師が対応するが、通常はお産が終わるまで一切手出しをしないで見守っているとのこと。
主役はあくまでもお産をする母と赤ちゃん、準主役はパートナー。
これ、これね。
最上位の目的(赤ちゃんと母体のために最も大切なこと)のために
医者は息を潜めているという構図が本当に素晴らしいと思った。
パートナーが、陣痛のたびに腰、仙骨を指や手のひらで押し上げたり、
それこそパートナー自身も汗だくになってのアクティブバース。
赤ちゃんが動くその波を的確に捉えて
母も父もピッタリのタイミングで合わせること。
合わない時もあって、「今よ!」とか「ここ!!」とか
夫婦でそういうやりとりもしながら臨むお産。
母体は陣痛が軽減されるのがわかるので、「よし、行けるぞ!」と思えるし、
共に協力をしてくれるパートナーがいることで心身が強くしなやかになるのではないだろうか。
何より、この取り組みは、妊婦中から体を動かしたり、伸ばしたり、心身の声を聴くことや調整をしながらお産に向かうという、妊婦にとっては面白くなること間違いなし。
1人でも多くの女性が、自分が納得するお産をすることができるように、
自分を生きることができるようにと思う、自分も含め。
やはり、産める助産院を増やそう^^♪
