渡辺あつこヒストリー2 1人ぼっちだと思う日々 | 仕事と家庭の両立を叶える☆心の魔法スイッチ

仕事と家庭の両立を叶える☆心の魔法スイッチ

心のクセを整えてなりたい未来を自分で作る、心の魔法スイッチカウンセラーと講師を要請しています。サロンでは、いつも笑顔でキレイなママになるお手伝いをすべく様々イベントを開催しています。

こんばんは。
昨日からお伝えしている渡辺あつこヒストリー

波乱万丈の生活がはじまった小学生時代
読んでいない方はぜひ1話からお読みくださいヒストリー1 波乱万丈の始まり

渡辺あつこヒストリー2 1人ぼっちだと思う日々

中学へ入ると私は姉と兄と三人暮らしとなりました。

学校の近くにアパートを借りたようで、そこで子ども達だけの生活をしていました。

正確には、義妹を産んだばかりの継母が一緒に住む事になっていたのですが、色々と揉めて最終的には追い出す形になり、子供だけの生活が始まりました。


継母も一大決心をして飛び込んだのだろうと思いますが、まだ、若い方でしたし産後間も無い初産の人が急に思春期の3人の子供の母親代わりは出来なかったのは当たり前だと思います。


父はどうしていたのか?と聞かれますが訳あって別の場所で生活していました。

話せば長くなるのでその理由は割愛します。



そんなこんなで、子ども達だけでの生活でしたから、周りの大人は
「可哀想、大変ね、大丈夫?」
と言われつづけましたが、大人のいない生活は子供の私には意外と楽しい生活でした。


でも働いていた姉は大変だったと思います。


お気楽な生活をしていたのは、末っ子の私だけかもしれません。


食べたいものだけを食べ、寝起きの時間も自由にできるのが楽しかったし、何時に帰っても怒られることもなく。


当たり前目ですが、早く寝ろとも、勉強しろとも言われたことがありません。


もちろん学校も行ったり行かなかったりで、寝坊してお昼頃から行ったり、勝手に早退したり自由にしていました。


驚かれるのが中学校に『お弁当』を持って行ったことが無いという話。

今のお弁当嫌いはこのせいかしら?なんて思ったりしましたが、それはちょっと違うかな?


では、お昼ゴハンはどうしていたのか?と言うと、担任の先生のお弁当を分けてもらったり、お友達のお弁当を一口ずつもらったり、買い食いなんて絶対ダメなハズなのに、現金を持っているときは特別に休み時間にコンビニに行かせてもらってパンを買ってきたり、そんな生活をしていました。


私にとってはお気楽な楽しい生活だったのですが、
学校へほとんど行かないので勉強も全くできませんでした。


『このままでは高校へ行けない』

中学2年生になると担任に言われました。

普通は三者面談などで親に言う事だったのかも知れませんね、私は直接言われました。

ただでさえ、両親のいない生活。

これから先、義務教育が終わったら1人で生きていかねばならないわけです。

2つ上の兄は既に板前の修業をしていました。

5つ上の姉は、せめて高卒でないとお仕事を探すのが大変だからと言ってくれました。

「高校だけは行かなければ!」
「自分の人生は自分でなんとかしなければ!」
と思った私。

とは言え、学力は最低レベルエントツとアヒルのオンパレード!

内申書は酷いものです。


高校に入るまでの成績アップをしたのですから、元祖ビリギャルは私かもしれませんねー笑


話は戻って先生にどうしたら高校へ行けるか?と尋ねてみると、

転校をすればなんとかなるかも知れない

と話がありました。

内申書が、転校先だけになるかも知れないとの提案でした。

そこで私は一大決心をします!

友達しか心の支えのない私が、友達と離れ離れになり一人、祖母の家に住み転校する道を選びました。

転校してからはきちんと学校へ通いましたが、
やっぱり全く授業について行けず、学力は高校受験出来ないレベルでした。

しかし、ここでも出会いに恵まれ、
毎日遅くまで学校で先生が勉強を教えてくれたのです。

補講を受けていたのは私だけではありませんでしたが、

毎日毎日夜遅くまで教えてくれる先生のおかげで
高校進学できるまでの学力になり、
学校も選べるまでになりました。

今思えば残業代も出ないのに、毎日付き合ってくれた先生は本当に素晴らしい人だなぁと思います。

学力が大幅にアップしたものの、受験料のこと、学費の事、高校卒業後のこと など
私はいろいろと考える必要がありました。

そこで選んだのは
交通費の心配のない徒歩で通える学校。
そして、卒業後就職に有利な工業高校でした。

もちろん、滑り止めなんて受けられません。受験に失敗したらその学校の定時制に行くと決めていました。


当時の事もあり

母がいなくなり、父がいなくなり、姉も兄もいない。
転校もして友達もいない。一人きり。

『一人で生きている』

ずっとそんな気持ちで生きていましたが、
大人になりセラピストになった今振り返ると
いつも姉が私を助けてくれていたし、祖母も叔母もそばに住んでいたし、父が家にいる事もありました。

学校の先生、友達のお母さん、児童相談所の方などなど、たくさんの大人に愛され、
周りの人達が全力で守ってくれていたことに気づきました。

そして高校生時代には今の仕事につながる
原点
に出会いました。

この話はまた明日しますね。





【渡辺あつこヒストリーはこちらからも読めます】

ヒストリー1 波乱万丈の始まり


無料メルマガ登録はこちら

■お問い合わせ先■
ISD個性心理学・子育てカウンセラー
資格取得講座、無料説明会のご案内

ママ向け、ベビー系講師向けなど
現在募集中のイベント・セミナーはこちら

ファミリー診断、カウンセリング
個別メニューはこちら
どんな事でもお気軽にご相談下さい
お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら
090-2659-9174

※タップすると電話がかかります