3歳になる頃まで
大阪市西区の
靭公園そばに住んでいた。
靭公園はビジネス街の中にある
都会のオアシス
この辺りは
今でこそ飲食店や
お洒落な雑貨店など多くあるけれど
その頃は
まだぽつんぽつんと
いう感じのエリアだったと思う。
オフィス街だから
お昼には昼休み中の
サラリーマンやOLさんが
お弁当を食べたりしていて
のんびり過ごす姿が多く
その時も
普段着で幼い子供たちを遊ばせる
私たちママの装いと雰囲気のギャップも
”なんのその~”な顔で
全て包み込むような
心安らぐ
すぐ近くにある
たくさんの人たちの憩いの場。
毎日ベビーカーを押して
朝から出かけ
思い切り子供たちを公園で疲れさせ
帰宅してから
昼寝をさせ…
という書くだけでも単調な繰り返し…
でも平和でのどかな時間が過ぎていく
そんな日々でした
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
靭公園には…
こんな親子銅像だったり…
自転車に乗る女の子像だったり
妹?か誰かの靴紐を結んであげている
お姉ちゃん?像だったり
が毎日毎日
雨の日も冬の日もそこにいらっしゃいまして…
服の皺や表情もとてもリアルに
表現されていて
幾度となく子供たちと覗き込んで
観察したり触ったりして
着ている服や雰囲気から
どこの国の人なんやろ~⁉️
だとか想像したりしていました
この公園はバラ園として有名で
一新するまでの2007年頃までは
いわゆるブルーシートで
生活されている人も点在してた。
私が通っていた頃
毎朝必ずゴロちゃんと呼ぶ
ネコを飼っていた
作業服のおじさんが居た。
まだまだ公園にママ友も居なく
”毎朝熱心に健康の為に公園に通ってはるんや~!”
と感心したりして。
顔を合わす回数が多くなるにつれ
ある日
おじさんは自分の身の上話を聞かせてくれ
そこに住んでいることを教えてくれた。。
衝撃だったけど
でも人は
それはそれは
さまざまなことを抱えて
選択して生きてはるんだなぁ~…と
あのお母さんになりたてホヤホヤだった
若い私は思ったのでした。
風邪かなにかひいて
しんどそうにしてはる
おじさんにお薬
持ってってあげたことあったな…
(厳密に言えばそんなんしたらアカンけど^^;)
昔から
人の話を聞くのが好き。
いまでも好き。
それが自分のライフワークなのかな~