他人を変えることはできない。

誰もが耳にしたことがある台詞かと思います。

しかし、親しい人であればあるほど
「この人を自分が
なんとかしてあげなければ」

「苦しそうだから
変えてあげなければ」

「この人の役に立たなければ」

と思ってしまいがちではないでしょうか。

以下は最近の私の出来事です。

夫が風邪を引きました。


「あぁ風邪か⤵︎」


「あぁもういつ治るんだ〜」


と言う夫に…



私がいつもしてしまうことがあります。



・自分が学んでいる知識を絞り出してアドバイスをする

・消化に良い粥や果物だけを出す



・体の負担になるから固形物をなるべく取らないよう伝える


などです。


しかし毎回夫は普段通りの食事を希望します。

私が伝えたことに対して(なるべく固形物を食べないなど


納得していない様子です。

そんな夫を見てもどかしい

気持ちになります。


「どうしたら夫の意識を
変えられるのだろう?」

「なぜ正しいことを伝えているのに
響かないのだろう?」

「せっかく薬膳を学んでいるのに
何の役にも立てていない」

このような考えが巡り
無力感を感じます。

この毎回感じる無力感は何なのだろう?
と掘り下げていくと

「人の役に立っていなければならない」
という過去に持った私の信念と
結びついていることに気づきました。

そもそも他人は変えられません。
相手には相手の考え方があり
生きている長さの分、考え方も価値観も強化されていると思います。

なので、相手が変わらなくても
「私が無力だから」と思う必要はないのです。

また、本当に変わる必要があるかどうかは
その人が決めることであって
私が決めることではありません。

相手には相手のやり方、進め方がある。
一度割り切ってみるのもアリかと思います。

夫婦であるからと言って
全ての価値観を一致させる必要はありませんしね。

「風邪のときの対処方法は
あなたと私では異なるね」

そう考えると楽になりました。

美味しいと感じるものを食ながら
リラックスして自分のペースで回復していく。

ストレスをあまり掛けないことも

大切な養生だと思います。


話は戻りまして…

もし今回の私のような
お決まりの感情を抱く
いや〜なやりとりが
繰り返し行われているのなら
心理ゲームの可能性もあります。

心理ゲームに関しては
また別でブログを書こうと思います。

最後まで読んでくださり

ありがとうございますスター