日曜の朝、ピグライフの庭のベンチに座って、
別のウィンドウで他のことをしていると、
あなたが来てくれた。
立ち上がって、おはよう、と挨拶。
今回は、ちゃんと気づくことができた。
昨日、気づかなくてごめんね。
私、いたよね。
うん。寝てたね。
話し始めて、
よかったら座らない?
と言ってみた。
あなたは、うん、と言ってくれて、
ベンチに座った。
あなたとこのベンチに座って話せたらいいなぁ、と思って買ったベンチ。
ずっと、私が庭で放置するときぐらいしか使ってなかったけれど、
やっと、あなたに座ってもらえた。
引き止めていいものかいつも迷うんだよね。
急いでるかもしれないし。
ダメなときはちゃんと言うから。
昨日は洗濯が終わったところだったから時間がなかった。
今日も、洗濯機は回ってるけど。
ダメって言われると、結構凹むんだよね。
だから、座ってもらいたくても、あなたがどのくらい話すかわからず、
声をかけそびれて、いつも立ち話になってしまってた。
洗濯機回ってる・・・ちょっと気になったけど。
しばらく話して、
あ、洗濯終わった。
じゃあ、またね。
って帰ってしまった。
重要な話、してた訳じゃないけど、眼鏡の話、してただけだけど・・・。
洗濯終わったからって、すぐに行かないといけないの?
私だったら、話が終わってから干すのに・・・。
なんか、私のことなんかどうでもいいんだなぁ、ってため息が出る。
ずっと前からそうだったけど。
でもこうやって、どうでもいいんだなって実感することが、
忘れることの近道なのかもしれない。
夜遅く、もう日付も変わってだいぶ経ってから、
もうあなたはとっくに寝ているはず、と思って、
あなたの庭に行ってみた。
あなたの庭を眺めながら、ちょっとぼんやりしようかと。
そしたら、あなたが料理してて、ビックリ。
お手伝いに来たフリをして水をやり、
こんばんは。
遅いね。
もう寝ないといけないんだけどね。
その後、何か話してくれそうな気配もなかったので、
それじゃ、おやすみなさい。
と。
おやすみ。また。
お手伝いもせず、あなたの庭には来ていないフリをしていながら、
ときどき、庭を覗きに来てるなんて、
しばらく噴水の畔に座ってあなたを待っていることがあるなんて、
言えないもんね。