大講堂の出口で、そっと待ってくれているのだ。
なんというか、その、
こんな慎ましさと、どこまでも甘えさせてくれる包容力は、
私のどこの袖を降っても持ち合わせていない。
自分のこと、家族のこと、子育てのこと、仕事のこと、
全てを躊躇なく話せる数少ない存在。
本当に感謝である。
そして、写経道場へ
お寺でヨガをする前に、般若心経を唱える習慣はあったけれど、
写経は初体験✨
この日の朝、
どうして写経がしたいのだろう?
と、ふと思った。
供養
というワードが浮かんだ。
はて?誰の?
供養をしていない身内や知人はいない。
では、誰?
私自身。
私の中にある、私。
あの頃の私。
そうか、前世の私だ。
10代で病死した駿河の私。
家族に恵まれなかったインドの私。
戦で死んだ中世の私。
ポルトガルの私。
アフリカの私。
巫女だった私。
私の中のわたしたちへ。
書き始めて3文字目で、
あれ?これ、私、やったことあるわ!
と不思議な感覚に襲われる。
いつやってたんやろ~?
ぼぉ~っとしながら筆を動かすと、
私の書き順と違う!!?!
誰かが、私の中に入ってる感じ。
般若の若の右の字、横からかくか、縦から書くか、、、、
いつもの書き順ではない、、、
(多分、私の書き順間違ってる)
蜜という字の必の部分も、私の書き順と違う、、、
誰?
男の人
高野山
あぁ、私、そういや、毎日書いてた気がする、、、
記憶はまだ薄いけど、高野山で修行してたんやろうなぁ、、、
と、ぼぉっとしながら筆を動かす。
7行目あたりの
鼻
という漢字をかく前に、意識がハッとして、
これは、筆を細くしごかないと、書きにくいぞ!
と意気込んで鼻の漢字を書いた直後、
すぅ~っと
また誰か入ってきた。
すらすら~っと筆が動く。
入ってきたのは誰かわからないけど、女の人。
人、というよりは神仏。
一体、誰?
そこで、自分が書いている文字の異変に気づく!
矢印の 鼻 以降の文字が、細くて綺麗で、女性的になってる!!!
怖っ!(笑)
でも、だんだんそれに馴れてくると、
後半、急に飽きる!(笑)
もう早く終わらせたくて、完全、私の雑な文字

この1枚の写経に、3人の存在が。
最後には
前世供養
と書かせてもらいました。
そんなこと書いた人おるんやろうか?
おかげさまで、すごく晴れやかに、成し遂げた清々しさを味わうことが出来ました。
そして、歩いてきた道を戻り、
出口に向かっていると、
日光菩薩
というワードが降りてくる。
そういえば、さっきはどうして日光菩薩さまと会釈しただけで、対話を飛ばしてしまったのだろう、、、、
ここで戻らねば後悔する。
「ごめん、もっかい金堂に戻ってもいい?」
と親友にことわって日光菩薩さまの前に戻った。
日光菩薩さまの前に立つと
あれは私です。
やっぱりそうか~!!でも鳥肌~!
あなたの中に私はいます。
あなたは私
わたしはあなた
それ、月光菩薩さまからもらったイメージと
おんなじ!
宇宙
元をたどれば
全てはひとつ
ということですね。
妙に納得し、感謝し、
御礼を言って帰路につきました。
色んな存在と交流し、
心がシャンとした1日でした。


