“しとしと”と雨降りな夜は、
君の好きだった歌をオーディオで流して、
君の好きだった入浴剤を入れたお風呂で温まって、
君の好きだったお砂糖いっぱいのスチームミルクを飲んで、
静かに、ひとりベッドにもぐりこむ。
静かな寝室に雨音が広がる。
この音も、君が好きだったモノの中のひとつだね。
雨の日の夜の僕は、何時までも君の思い出にしがみついていて、
君はそんな僕を、きっと『未練がましい人間だ。』って思うだろうけど、
せめて、雨の日ぐらいは、思い出の糸を辿らせて欲しい。
明日の朝になって、雨がすっかり止んだなら、
こんな弱い僕にはサヨナラするから、
せめて、今だけ。この夜だけ・・・。
“しとしと”と雨降りな夜は、
君の好きだった歌をオーディオで流して、
君の好きだった入浴剤を入れたお風呂で温まって、
君の好きだったお砂糖いっぱいのスチームミルクを飲んで、
静かに、ひとりベッドにもぐりこむ。
それは確かに、僕が好きだったものでもあるから。