だいぶ前の記憶が甦って来たのですが…
私が２７、８歳の頃に
自由が丘に在る信託銀行に
税理士と行った時のこと…
信託銀行の担当者が抱える案件に対して
アドバイスをする流れだったので
「更地は保有して底地を物納しましょう」
という提案を私から担当者にしました
理由としては
更地はいつでも売れるし活用も出来るけど
底地は売却に工夫が要るし
売れ残りリスクも有るので
良い土地を残して
資産性の低い土地で相続税を払う
という方向性を提案したのです
その時の信託銀行の担当者は
「そんな提案は土地を売らせられないから
自分としては困るんだよね」
と返答したのでした
顧客の為の提案ではなくて
担当者の為の提案ですね(笑)
２０年前から現在に至るまで
格好悪い提案は見受けられてます
ちなみに
その信託銀行は名前が変わっていますし
その担当者は定年退職か出向でしょう
その相談者はどうなったのでしょうか…
企業の大きさや知名度ではなく
提案内容と価値観で判断するべきですね