売りに出ている投資物件は… | アセットコンサルティングネットワーク 大城嗣博のブログ

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不動産投資は
まず物件を買うところから始まります

買主(投資家)としては
自分が買った(これから買う)物件は
良い物件であると思いたいものです

事実としては
本当に良い物件の場合と…
良い物件と思い込んでいるだけの場合と…
2つの場合しか有り得ません

ここでは売主の売却理由を考えてみます

新築の場合
売主である不動産業者は
何故、自己で長期保有しないのでしょう!?

それは長期保有だと利益が見込めないので
新築で売り切って利益を獲得したいから…

例外的には
三井不動産や住友不動産、三菱地所などが
オフィスビルや、ららぽーと等を
開発して長期保有していますが
これは売却よりも保有が得と判断してるから

中古物件の場合
何故、売主は売却するのでしょうか!?

それは将来的に収支が悪くなるので
売れる内に(高値で買う層がいる内に)
早目に手放そうという動機です

中には、売主は相続税の支払いで売却する…
という営業トークも存在しますが
相続税の支払いが理由であれば
売却せずに相続税分の融資を受ける手法や
延納という選択肢も有りますから

売主としては
融資や延納のために物件を保有するよりも
相続税の支払いを機会に(取得費も使えるので)
売却のほうが得だと考えた場合に
投資物件として売りに出ます

業者が売主の中古物件は言わずもがな…です

このように売主の売却理由を
普通に想像した場合

良い投資物件なんか、ほとんど無く
今の御時世で良い投資物件に
頻繁に出会える人は

相当に日頃の行いが良いのか
物件選別眼が甘いかの
どちらかでしょうね(笑)
不動産投資のブームに流されない方からの
転職希望をお待ちしています