モラハラ被害者は皆、出口を求めている。
求めてやまない出口。
今すぐにでも、と。
しかしそれほどの熱意を持って求めているはずの出口像は、形のないふわふわした物であることが多くとても曖昧だ。
なぜなら
「モラハラ加害者がモラハラをしなくなる」ところを目指してしまうからだ。
或いは、「モラハラをされない自分」を目指してしまうから。
そこを目指すということは、「家を出るなんて現実的ではない」と信じている時期。
もっと現実的な方法があるはずだと。
なんとかどうにか知識を総動員して、モラハラ加害者のモラハラを封じるための具体的な行動を、と探す。
でも実はこの時の
「現実的」とか「具体的」って
「1番やりやすい方法」のことだったりする。
脱出を「ただの逃げ」や「具体的ではない」と定義した上での。
だから今までやってきた
「おどおどと機嫌を伺って、なるべく刺激せずに機嫌を取る」の逆さまを選択する。
それが1番リスクなくお金かけずに今すぐにできることだし、何より効果がありそうだから。
「おどおどせず、感情の揺れ動きを出さずに、決して無視はせずああなどの返事をし、なるべく得体の知れない存在になる」
それは即効性を感じる。
何より、意識的に自ら決定したことだ。
並々ならぬ決意で、恐怖を感じなら行うことだから。
「失敗したらどうしよう」
「もっと怒らせてしまうのではないか」
といった張り詰めた恐怖の感情。
その中で「やってみた」ことだから。
恐らくその後がないような気迫みたいなものは多少なりとも空気感に漏れ出ていると思う。
モラハラ加害者は多分いつもと違う被害者の受け答えや様子に「ギョッ」とする。
だってほら、モラハラ加害者は怖がりだからね。
安心感と万能感の中でモラハラやってるから。
何かしらの異常を感知したモラハラ加害者は、いつもならここでキレたであろう場面で、少し大人しくなる。
大人しくなるというよりは様子見の無視をしてくる。
被害者は歓喜する。
「この方法が効いた!」
「もしかしたらどうにかなるかもしれない!」
「もしかしたらうちの夫はそれほど酷いモラハラじゃないのかもしれない!」
とてもとても悲しいのだけれど、
この希望がまたモラハラの餌になる。
モラハラからの出口を求めて、モラハラ対策を選択してモラハラ現象をコントロールできると希望に満ち溢れたその瞬間にループが確定する。
モラハラってそういう現象なんだ。
鉄の意思で、永遠にモラハラ対策をやり続けるってならそれはそれで自由だ。
どんな生き方にも選択の自由がある。
生まれた国によっては、選択の自由さえも贅沢かもしれないけど。
けれど思い出してほしい。
モラハラ被害者は底抜けに優しいってこと。
その優しさは、単に言葉通り世間的に言うところの優しいというわけではなく、自分を守るために怒りを持つことさえ選択できないタイプの優しさだ。
誰かに物申すことで不和が発生するぐらいなら、私が口を閉ざして我慢さえすればこの場がおさまるし、というタイプの優しさ。
たとえ言葉に出したところで、相手が自分以上に強く出てきた時にはすぐに引いてしまうといった優しさ。
そんな性質故のモラハラ被害であるのに、その性質の真逆の成功したかどうかもわからないモラハラ対策をし続けることでしか、モラハラ被害からは逃れられないことになる。
モラハラ対策は、実は
「モラハラをやり返す」ってことなんだ。
家庭に平穏を、と願って
知恵を絞ってモラハラをされなくなる環境にしようとしたのはなぜ?
子どもたちの笑顔を、子どもたちの未来を守りたかったんだよね?
通い合って笑い合える夫婦になりたかったんだよね?
その日あった出来事を笑って話せる関係になりたかったんだよね?
だからこそ、夫婦円満のブログすら参考にしたりしたんだよね?
私の何を変えたらうまくいくのかって考えて考えて。
すやすや眠る子どもの寝顔見ながら声を出さずに唇噛み締めて何度も涙を流してきたよね?
「私の何を変えたら」
を思考の始めに持ってくること自体がループの始まりだと私は思う。
あなたは何も変えなくていい。
変えるべきところがあるとするなら、モラハラ対策をしてまでモラハラ加害者をどうにかしようとするあなたの在り方、共依存だよ。
変えるべきは、共依存対象から離れることしかない。
薬物を目の前に置いたまま、薬物中毒をやめようとするようなことをやめることだよ。
薬物を前に、「これは悪い物だから、そっけない態度で薬物に接する」そうしたら薬物に手を出さずに済む、みたいなことだよ。
モラハラ加害者を黙らせるモラハラ対策という名の、モラハラをやり返す行為。
それが一定の効果を感じる中で、子どもたちは何を学習して成長していくのだろうか。
それが成功し、モラハラvsモラハラという世界観の中で、表面的にはモラハラを制圧したとして、その中であなたの望む子どもの未来は得られるのだろうか。
あなたの優しさをそんな場所で浪費してちゃいけないんだよ。
人生は有限で、あなたの優しさが生かされる世界がこの世のどこかにある。
そんな世界なんてあるはずがないって、あのまま私がモラハラ加害者と生活を続けていたらどうなっていただろうか。
もちろん、見えない未来に飛び込むのはバンジージャンプをするのに例えられたりもするが、そんな娯楽のアトラクションとは比べものにならないほどの恐怖だ。
なーんにも保証がないし。
モラハラ生活のほうがマシやん!ってなる可能性ばかり浮かぶ。
でも「ここで死にたくない」って思ったんだよね。
同じ死ぬなら「ここじゃないどこか」がいいって。
その世界を得るためには、まず第一歩の
モラハラ加害者から離れる、これが次の世界へのチケットとなる。
その世界に辿り着いた時、共依存でなんていられなくなるよ。
私は大真面目に、モラハラ被害者が恐怖を乗り越えてモラハラ加害者から離れた背中を子どもたちに見せていくことが次のモラハラ被害を減らすし、女性たちが幸せを感じられる世界で生きることが真の平和だと信じている。
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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってくださいね。
私が1番辛かった時に欲した存在になるためにモラハラ専門カウンセラーになりました。
私はそれを経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添える。
umechobin@yahoo.co.jp
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