モラハラ加害者って本当に、モラハラ専門学校でもあるのかな?と思うほど、言動行動が似ている。
似ていると表現するのはぬるいかな?と思うほど、同じなんだよね。
モラハラ被害者は、「モラハラ」「特徴」なんかでググった時、とても驚く。
まるで自宅を覗かれていたような気持ちになる人も多いと思う。
「これは私の夫そのものではないか!」と呆然とする。
そしてはっきりと自覚する。
「この不快感は気のせいなんかじゃなかった。私はモラハラを受けていたから苦しかったのだ。この言葉にならない不快感には名前があったのだ」と。
そして更に「モラハラ」に関する情報を調べ続ける。
まだ子どもが幼い時なら、そこで生きていく以外の道を模索すること自体がその時点で発想外。
子どもが生まれたばかりで家族を壊すことに考えがシフトすることなんて、なかなかない。
身体的DVがあればまた別だけど。
だってそりゃそうやん。
今から家庭を作り上げていこうとしてるのだから。
たくさんの理想と夢を両手いっぱい抱えて。
そうして多くのモラハラ被害者は、モラハラ加害者と生活を共にしながらの「対処法」をググることとなる。
モラハラ加害者の思考回路。
なぜそのような発言をし、妻を虐げるのか。
それを懸命に調べ上げる。
その中で、「モラハラ加害者は自己愛性人格障害」との記述に触れることもあろうかと思う。
この際、これの詳細は省く。
端的に言うと「身体は大人の幼児」。
私も、ああこれなんだろうなと思う。
まぁ、モラハラ加害者をカテゴライズしたらこれですよ。
だけど多くのモラハラ被害者は大切なことを見落としている。
自分自身のことである。
モラハラ加害者が皆一様に同じであるように、モラハラ被害者もまた同じなのだ。
人が違えど今日は穏やかでありますようにと祈りながら、同じ反応をし、同じ対処をする。
モラハラ被害者が皆同じように、自分のことはそっちのけでモラハラ加害者のことばかり考え続けて対処法を探り、手を替え品を替えせっせとモラハラ加害者に歩み寄る、その一致。
不思議に思わない?
脱出を果たすのはほとんどが15年以上。
それすらも一致している。
私なりその不思議を紐解くと、
モラハラ被害者は全員、共依存状態であるということだ。
モラハラ被害を受け続けることによる精神の疲弊は凄まじい。
昼夜問わずの暴言と嘲笑、或いは無視やドアバン。
それが延々と繰り返される中で、モラハラ被害者は弱っていく。
安全基地となるはずの自宅が安全でないのだから無理はない。
モラハラ加害者がいない時間でも、今日モラハラ加害者が帰宅してから、を恐怖する。
まだ起きてもいないことに恐怖する。
あの独特な恐怖感に毎日晒されていたらそりゃおかしくもなる。
そして行動は、「モラハラ加害者をいかに怒らせないか」だけに集約していく。それだけを最優先していく。
子どもにご飯を早めに食べさせたり、早めに寝かせたり、子どもが騒ぎ出したら過剰に大人しくさせようとする。全て、モラハラ加害者対策だ。
一旦荒れ狂うと大変だから、それを防ぐために子どもを動かす。
そうして1日を無事終えることが目標となってしまう。
家族は既に崩壊しているどころか、害悪になってしまっているのに。
そのぬかるみは深く、長年モラハラ加害者から渡されてきた「罪悪感」の重さに身動きが出来なくなっている。
この状態が共依存だ。
共依存で調べたらたくさんの文献が見つかることと思うからあえて説明はしない。
そして調べた共依存とは違う説明になるかもしれないけど、私なりの言葉で端的に説明させてもらうなら
「関係に中毒している」ってこと。
人や関係に中毒しているんだよ。
だから脱出を果たしたのちに
「本当にこれで良かったのか」
「私の判断で子どもから父親を取り上げて良かったのか」
「私さえいつものように我慢すれば、いつもと同じ毎日があったのではないか」
「加害者からの暴言に我慢すればいいだけだったのではないか」
と苦しむ。
もう誰の機嫌も取らなくていい自由な世界にきて、自由が居心地悪くてたまらなくなる。
誰にも支配されないから。
歪んだ世界で必要とされてきた自分の役割りを失くしてしまったから。
だからこそ。
私は、今まさに苦しみながらモラハラ加害者とやむなく生活を続けざるを得ないモラハラ被害者に言いたい。
あなたが知るべきは、モラハラ加害者の特徴や傾向ではない、と。
本当に知るべき、見るべきところは
あなた自身である、と。
モラハラのぬかるみに嵌まって、モラハラ加害者から植え付けられた罪悪感だけを材料にしてモラハラ加害者の対処に明け暮れている状態が健全ではないことを知っていてもらいたい。
モラハラ加害者をいくら調べても、「愛され妻」になることはない。
その無慈悲な現実を、今渡すのが正しいかどうか私にはわからない。
でも少なくとも当時の私は欲しかった。
ほしい人だけがお守りみたいに手にとってくれたら、と思う。
今苦しいあなたが知らなければならないのは、あなた自身に湧き起こる不快感や絶望感だよ。
母親がそんな感情ばかりの家庭で育つ子どものことを本当の意味で思いやることが必要だ。
モラハラ加害者を凝視することじゃないよって伝えたくて。
15年という区切りまで人生を使うかどうか、その全てがモラハラ被害者にかかっている。
重いけれど、それがあなたの人生の課題なのかもしれない。
知っていたら何か変わることがあるのか?
についてはまた後日。