「変わってくれるかもしれない」
そのことを握りしめて、握りしめすぎて握りしめた手が石化したようになってしまうのがモラハラ被害だと私は思う。
もはや手放そうにも手放せない、そんな感覚に近いかもしれない。
健気を通り越して、病的な状態。
その病的な従順さは、洗脳によるものだ。
その洗脳はモラハラ加害者に植え付けられているわけだが、それだけじゃない。
モラハラ被害者はモラハラ被害者自身によって毎日その洗脳を強化している。
「今日は失敗してしまっただけ」と。
モラハラ加害者の爆発を抑えられなかったことを自身の過失とする。
「自分がうまくやれなかったからだ」と。
今はネットのお陰で情報は溢れている。
「モラハラ」「対処法」などでぐぐれば、
モラハラ被害者が欲しい情報は秒で手に入る時代だ。
モラハラ被害者は血眼になって探す。
モラハラ加害者を変える方法を。
モラハラ加害者を変える方法だけを欲して。
それは大抵の場合、モラハラ加害者と生活を共にしながら、モラハラ加害者と穏やかな夫婦関係を構築するための方法である。
モラハラ加害者と愛し合える夫婦になるためのヒントをネットの世界に求めるのだ。
「変わってほしい」を握りしめているからね。
モラハラ加害者がモラハラをする気持ちを汲んで、自分がこのままであってはいけないということを信じているから、あなたはあなたを変えようとする。
接し方でモラハラ行為が軽減すると信じているからだ。
私はこの現象こそがモラハラそのものであると思っている。
これこそが「モラハラ劇場」である、と。
モラハラ加害者を変える方法があると信じて、
その方法はモラハラ被害者次第だと信じるその状態は、まさに茹で上がった蛙の状態であると言える。
モラハラ加害者を変えようとして、血眼になってその方法を探し続け、見つけては試し続け、その度に失敗だった、また違う方法を、と繰り返す、そのことがモラハラなのだ。
そしてモラハラ加害者への対処法で支配されたモラハラ被害者は、子どもにその姿を見せ続ける。
何度怒鳴られても無視されても、体制を立て直しモラハラ加害者に媚びへつらう姿を子どもに学ばせる。
モラハラの被害の1番の弊害はそこにある。
「子どものため」
と称した、モラハラ劇場を子どもに15年以上見せ続けることが最大の弊害である。
我こそはレアケースなモラハラ克服者であると信じて、私にはそれができると信じて、モラハラ加害者と寄り添い続け、攻撃され続ける。
しかしそのモラハラ劇場も終わりはくる。
だってモラハラ加害者を変えることなんてできないからね。
あなたがいくら接し方を変えようが、モラハラ加害者は攻撃したいがために攻撃してくるんだから、あなたの接し方なんて全く無関係だからね。
あなたの接し方でモラハラが激化しているわけじゃないから。
あなたがモラハラ被害者気質だからこそ攻撃対象にはなっていても、あなたの接し方のせいでモラハラされているわけじゃないから。
そう。
あなたはあなたの接し方のせいでモラハラが起きていると思うからこそ、そこを変えようとしてるんだよね。
自分を変えたら相手も変わるって、そんな一般的な格言を当てはめて希望を繋いでしまう。
そんな格言は、モラハラの無い世界でしか通用しない。
その希望こそがモラハラ劇場だよ。
藁をも掴みたい気持ちで、モラハラ加害者を変えようとするそのこと自体が、モラハラの一部。
モラハラ被害を成り立たせる重要な車輪で、このことをモラハラって呼ぶの。
この状態でモラハラ被害を受ける、そのことがモラハラ加害者の快感なんだよ。
あなたは膨大な時間と心を犠牲にして、モラハラ加害者を快感へと導く存在なんだ。
悲しいけれど、これが事実だ。
そしてモラハラ劇場を延々と繰り返す。
そのモラハラ劇場の1番の観客は子どもだ。
過去の私がこの記事を読んだら。
そのことをいつも考える。
希望を繋いで、こうすればああすればとせっせとモラハラ加害者に歩み寄り、その度に踏みつけられ、それでも次の日には何も無かったかのように笑顔で歩み寄り、私にはそれができると信じて疑わなかった過去の私が、今の私の言葉を読んだら。
さすがに少しは気付くかな、と思う。
まぁ私、頑固なのでね。
そう容易く目が醒めるとも思えないどね。
でも当時、私はこういった内容は見つけられなかったんだ。
私の偏った探し方故なのか、当時は無かったんだ。
まだまだ子どもを生んだばかりとか、お子さんが幼いとか妊娠中とか、そういった希望に満ち溢れた方々にこれが真実であると説いたところで、華麗にスルーされることだとは思うが、結婚して約10年ほど経ってモラハラだとわかっているモラハラ被害者の方には少しは届くかもしれない。
どうか目を覚まして。
モラハラ劇場に醒めていて。
あなたの血の滲むような頑張りこそがモラハラを成り立たせているって、そのことを知っていてほしい。
■大阪モラハラ被害者セミナー■
日時 2022年8月30日(火)
13:00〜15:00
15:30〜16:30(質疑応答、歓談)
参加費 5000円
場所 事前お振込みを確認後、お知らせします。
要件 女性限定、定員20名
申込方法
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umechobin@yahoo.co.jp
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