モラハラDV加害者から命からがら子どもを連れて逃げられたとする。
その大事な一歩をやり遂げて逃げられたとしても、モラハラ被害者の真の苦しみはそこから始まるし、モラハラ加害者からの真の脱出はまだ済んでいない。
だってまだ精神は、モラハラ加害者から受けたDVの身体の傷や心の傷、そして鎖でがんじがらめだから。
もう限界だと思って次の住居まで決めて、脱出日の段取りまでして、行政にもかけあい、警察にもかけあった。
なのにあなたの心は、
「本当にこれでいいのか」
と迷い出す。
今なら引き返せる、そんな気がしてくる。
今、脱出をやめたらこのまま変わらずに家族を続けられるのではないか?そんな気持ちになる。
モラハラ被害者にとっては地獄でも、子どもたちは無邪気に笑っていて、そんな日に限ってモラハラ加害者が大人しかったりすると尚更だ。
自分は今からこの家族を破壊する、もしかしたらそんな自分が1番酷いのではないか、そんな訳はあるはずもないのだが、そのことへの激しい自己嫌悪に苛まれる。
あれほど決心したはずなのに
「まだ何かやれることがあるのではないか」を手放せない。それをぎゅうっと握りしめて離せない。
だってモラハラ被害なんて今に始まったことではないからね。
ずっとそうだったから。
ずーっと何年も、ほとんどの被害者は十数年モラハラDV被害を受けてきて、恐らく明日も明後日も、何年経っても同じことが繰り返されるだけだから。
慣れきっているんだよ。
もはやモラハラ被害が日常化してしまってね。
トイレに行くほど当たり前。
特に被害の大きかった日の夜なんかは布団の中で、
もう無理だと思うものの、また夜が明けたら慌しい朝がきて、ワンオペの家事育児に追われて、苦痛は簡単に日常に溶け込んでしまう。
ただ延々とそれの繰り返し。
そして慣れきったその繰り返しに耐えるほうが絶対に楽だからね。モラハラ加害者から脱出をするより。
ずっと逃げて、いつ居場所がバレるのかと怯えながら過ごすより。
私は実際、そうしていつ見つかるのかと怯えながら過ごす毎日より、モラハラ加害者のそばで生きるほうがマシだと思っていたよ。
慣れ親しんだいつもの苦痛に耐えたらいいだけだからってね。
だから17年かかってしまった。
でも違った。
それは間違いだった。
なぜなら子どもがいたから。
子どもがいないご夫婦やカップルなんかは、自分の限界を基準にしたらいいと思っている。
あなたがどこまで耐えられるか、そのことを基準にしてもいい。
だけどそのモラハラ環境に子どもがいたら自分の限界を基準にしている場合ではない。
子どもが確実にモラハラを模倣するからだ。
唇を噛み締めて苦痛に耐え、その日の平穏を保たせている。と、思っている。
なんだったら家族にとって必要な良い行いをしてDVに耐えているはずのその日常が、次世代のモラハラを作り出すことになるからだ。
過去にモラハラ加害者との20年から脱出を果たした70代女性の成人した娘さん2人が実際にモラハラDV被害に遭われている現実がある。
モラハラ環境で生きることに特化しすぎて、母親の生き方を模倣するのだ。
それは悲しいほどの精巧さで再現される。
伴侶選びですら、慣れ親しんだモラハラ加害者の素質に親近感を覚えて結婚してしまうのだと見ている。
だからこそ。
脱出を決めたそばから迷う時に、このことを思い出してもらいたい。
脱出とは、迷いながら決行することである、と。
迷わずに決行できるモラハラ被害者などひとりもいないと。
迷うあなたが弱いわけではない、と。
この迷いこそが脱出の一部である、と。
あなたの思う、あなたの弱さは弱さではなく洗脳状態の現れであり、強くそう思うほどに鎖でがんじがらめなだけである、と。
あなたの身体と心だけではなく、同時に子どもたちの首にもかかっているその重い鎖を断ち切れるのはあなただけであるということ。
あなたが迷いの中、モラハラという異常な世界で紡いだ家族を壊すことこそが子どもたちへのプレゼントであると信じて脱出してほしい。
脱出してからも罪悪感という名前のあなたがあなた自身をこてんぱんにする思考に長く苦しむことは確定事項だけれど、その思考で自罰しながらも戻ることさえしなければ、あなたはふとした時に空の青さに涙が流れるだろう。
血の繋がり以外の大勢の人たちの優しさに触れて、あなたはその優しさにタオルケットのような温かみを感じられるだろう。
あなたがあなたを責めない世界に子どもたちを連れていこう。
子どもたちにそんなお母さんの背中をプレゼントしよう。
お母さんがお母さんを嫌っている世界なんて子どもは望んでいないからね。
■大阪モラハラ被害者セミナー■
第二弾です。
告知にご協力くださると嬉しいです。
ひとりでも多くの被害者の方々に届けたいので。
参加者との歓談時間も設けているので、私acnとたくさん話せます。これを機に何でも質問してくださいね。
おまけに仲良くなってしまいましょう。
日時 2022年10月22日(土)
13:00〜15:00
15:30〜16:30(質疑応答、歓談)
参加費 5000円
場所 大阪某所。安全確保のため事前お振込みを確認後、お知らせします。
要件 女性限定、定員20名
申込方法
Yahooメール
umechobin@yahoo.co.jp
お名前、年齢、電話番号、お子さんがいらしたら人数と年齢、モラハラの現状をお知らせください。
振込み先をお知らせします。
お振込みを確認次第、開催場所をお知らせ致します。
