書こう書こうと思いながらも、書ききった気持ちがとても大きくて、正直今更何を書いたらいいのかもわからなかった。
だからもう取り止めもなく、今の心境を書いてみることにしたよ。
私は今、役所でパートをしている。
私は窓口なので事務仕事よりはけっこう激しく色々とある。
しかしながら脱出後に46歳という年齢から奇跡的に勤めることのできたホステス経験がとても役に立っているのだ。
きっと激しさで言えば日本でもトップクラスな土地柄。
けれど、経験からか耐性からなのか、吠えるお客様が怖くない。
なんなら仲良くすらなれてしまうほどに免疫が高く、その毒素的な攻撃はもはや私には効かなくなっていた。
とは言え、私はモラハラ被害者だ。
その日会っただけの生活に関わりの無い人の攻撃が無効なだけであって、私にもまだまだ自覚できていないモラハラ被害者発動要素があるのだろう、という意識は薄っすら持っていたある日。
4月。
新卒の新人が他課に配属されてきた。
その新人がその課の上司に怒鳴られている。
私はびっくりして目をパチパチさせた。
「よくこんなんでここまで生きてこれたな!」のような、およそ業務とは関係のない人格否定の数々。
他の課の多くの方が気付いていたようだ。
泣くかな、どうしたらいいかな、とパートの立場ながら見守っていたら、その新人は無反応。
定時で帰るな!と怒鳴られても、はいと返事して定時に帰る。
多くの新人がパワハラを理由に他課へと転属になる中、ついにはその上司は何も言わなくなってしまった。
とても学びになった。
その新人は今やバリバリと働いている。
心に暴言を通さない、どころの話ではない。
あれほどのスルー能力は見たことがない。
私が脱出前にこの光景を目の当たりにせずに済んで良かったと心の底から思った。
なぜなら。
また頑張ってモラハラに耐えただろうからね。
モラハラ被害者は常に「自分がどのように在れば被害を最小限にできるか」ばかり考えるスペシャリストだから。
自分の気持ちや感情を無視して我慢したり耐えたりすることを特に優先して選びたいんだよ。
耐えたという手応えも感じられるしね。
自分が工夫したことで得られたように見えるモラハラ加害者との平穏がまるで自分の功績のように感じられてしまうんだ。
どうにかして、現状のまま、モラハラ加害者と共存したままで平穏を得たい。
それはもう人生掛けて望んでること。
寝ても覚めても望むこと。
モラハラだ、とわかった人全員が通る道であり、この期間が1番長い。
恐らく10年から15年かけてしまう。
責めてないよ。
私も通った道だからね。
偉そうに、と私自身が思うよ。
私が言いたいのはさ、常にそうやって「現状のまま自分を変えることでモラハラ被害をどうにかしよう」としている段階のモラハラ被害者にとって、暴言や暴力を受けている状況をスルーしちゃいけないんだよってこと。
いくらスルー能力が高くとも、モラハラ被害に遭っているということ自体が「モラハラ被害者の資質」を発動させているのと同じだから。
その資質を持ってして、薄氷の上を歩くような気持ちでもってスルー能力の高い人や得体の知れない存在に「なろう」とせねば得られない平穏って何?
それをうまく出来なかったからモラハラ被害が激化したんだわ、なんて反省する人生って何?
どうやっても、どう生きても、どう工夫しても、モラハラ加害者の後出しジャンケン言葉をあたかも人間が発した言葉のように、常識的に言葉から判断してしまうモラハラ被害者。
そしてこうしてモラハラ加害者のことや対処法で脳内の95%を使用しているそばには子どもがいて。
通らねばならない道がある。
一足飛びに進んだところで、はっきりと「無駄」を痛感する道を通り切ることを無しには進めない道があるんだろう。
体験し納得せねば進めない、そんな道が。
だけど私はモラハラやDVに苦しむ女性が、その環境から脱出し、苦しい時間を通ったあとに自分いじめから卒業することがこの国の未来を変えるって割と本気で考えてる。
だってさ、その女性たちが育てている子どもたちは日本の未来だからね。
私にはその役割があるんだって思ってる。
カウンセリングが必要な方、いつでも私に声かけてね。
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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。
私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。
umechobin@yahoo.co.jp
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