モラハラ加害者はモラハラしようと思ってしてるわけじゃない。
認めたら死ぬ勢いで、全員「俺はモラハラなんてしてない」って言う。
し、本当にそう思ってる。
認めないどころか、「俺のほうがモラハラ被害者だ」とか言う。
攻撃されたこともないのに、被害者になるんだよね。
まぁつまり、加害者が被害者のつもりで
「お前のせいで！」と、暴れ喚き散らかし時に破壊行為、時に暴力までふるう、これがモラハラDV。
これが日常となった被害者は大抵が子持ちなので、子どもに被害が及ばぬように、自身が平穏で暮らすための思考を巡らせる。
そして機嫌を伺いだす。
しかしどれだけ伺っても、地雷は見つからない。
見つからないどころか、昨日は大丈夫だったことまで今日は爆発のきっかけになる。
もはやどんな行動も言動も全てが地雷になるものだから、次にいつ爆発するのかその予期不安に日々を彩られる。
怖い、怖い、怖い。
どうしたらいいのかわからない。
ただひたすら怖い。
そうして思考の全てで対策する日々を繰り返す。
どれだけ対策してもそれら全てが無に帰すことを繰り返す。
そもそも。
地雷が無いのがモラハラ。
地雷なんて場所やきっかけなんて無いんだよ。
全て後出しジャンケンだからね。
イライラしたら目につく何かのせいにしてるだけだし、息を潜めて縮みあがっているモラハラ被害者の態度が気に食わないって言えばいいんだから。
モラハラ被害者のほとんどがすごく真面目なもんだから、やはり理由探しからはなかなか降りられない。
日常になったモラハラ被害のせいで思考はもはや働いていない。
僅かに残った思考で育児や家事をし、残りの全てでモラハラ加害者のことを考えてしまう。
どこかにあるような気がしてしまうんだよ。
モラハラ加害者との良好な夫婦関係のヒントが。
ここらで先に言っておく。
モラハラ加害者との良好な夫婦関係は築けません。
そんな未来は来ない。
モラハラ被害者とモラハラ加害者は、そのセットでいる限りモラハラの無い関係にはなれない。
これが現時点、私の中での答えだ。
そこに固執して、私ならできると延々とモラハラ加害者のサンドバッグとして頑張ることで被害は年単位で増えていく。
そしてモラハラ被害者のエネルギーも年数と比例して枯渇していく。
私のケースで言えば、良好で穏やかな夫婦関係など未来永劫こないんだなと理解するための１７年だった。
活字にしてしまえばたったの数文字。
されど１７年。
病的なポジティブさで諦められず紡いだ１７年だった。
人生は短いよ。
思っているよりずっとね。
だからね、１７年かかったとはいえ、私はあの地獄を抜け出して本当に良かったと心から思っている。
それはさておき。
モラハラ被害者が血眼になって探してしまう、モラハラ加害者を怒らせないようにするコツ。
私の理論でいくと、そんなコツは無いってことここまで読んで理解はしてもらえたかな。
無いものを延々と探してしまっているんだ。
その自分の工夫次第でどうにかなる、と信じているそのこと自体が設定として矛盾しているというか何というか。
いや、信じていたい人はこれからも信じていたらいいと思う。
私だって誰が何と言おうと多分聞きゃしなかったから。
でもこれ、モラハラって現象（DVも含む）だけはそう信じる人の純粋な気持ち自体がモラハラのエネルギー源っていうか、ガソリンなんだよね。
それこそがモラハラを維持させる燃料なんだよ。
皮肉な話だけどね。
穏やかな夫婦関係を望む、藁をも掴むような気持ち、悲しそうな顔、怯える態度、機嫌を伺うおどおどした笑顔、それらがモラハラ加害者のエネルギーとなる。
モラハラ加害者は極端に怖がりだから、怯えもせず伺いもしない堂々とした人間にはモラハラできないからね。
そもそもそんな人間には媚びてくる、それがモラハラ加害者だ。
じゃあ堂々としてたらいいのか、となんとなくの気持ちで見よう見まねで堂々としたら余計に立場を逆転させなきゃとモラハラは激化するから、根本的解決を望むのであれば、モラハラ加害者から離れるしかない。
もはや、モラハラが発生している関係のままで何をやろうとシーソーゲームのように上か下かを行き来するだけになるから。
もう轍ができているからね。
もうこれ以上モラハラされたくないと思うなら、ちゃんと暴言やらなんやら録音したり日記をつけて、行政相談や警察に相談したり弁護士のあてをつけて家を出る段取りを着々と進めてね。
上記の準備ができたらようやく無反応をしてガソリン給油をさせないことだよ。
準備もできていないまま給油させないと、モラハラを激しくさせて降伏させようとしてくるからね。
暴力も追加されるほどの勢いになると思うから。
本当に皮肉な話だよ。
血反吐はくような気持ちで耐える苦しみこそが、モラハラ加害者のエネルギーだなんて。
でもこれが真実だから、こうして真実を渡す。
だからこそ私は脱出をすすめる。
飲み込みにくいだろうし、認めたくないだろうと思う。
私だってあの１７年の中でこの文章読んで納得できるかといったらちょっとまじでわからない。
私、しつこいからさ。
だけどやっぱり飲み込めなかろうが認められなかろうが、まずは一旦心に留めておいてよ。
モラハラ加害者との穏やかな夫婦関係は得られないし、モラハラ加害者とうまくやるコツなんて無いってこと。
被害者がモラハラを受けて苦しむ、そのこと自体がモラハラ加害者にとってのエネルギー、ガソリンなんだってこと。
幸せな未来を掴みたいなら、歪み切った関係から手を離す必要があるってこと。
歪んだものを掴んだまま幸せになれるほど人生甘くないからさ。
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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。
私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。
umechobin@yahoo.co.jp
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