モラハラからの脱出は共依存関係からの脱出でもあるんだ。
共依存の概念って、すごく説明が難しい。
わかるように説明したいけど、共依存の概念だけは煙みたいな特性があって、わかったような気がしたそばから消えていったりする。
共依存てのは人との関係性に中毒した状態なんだけど、中毒を軸にしたらすごくわかりやすいじゃない?
例えば薬物だったら、薬物に中毒しているんだなとか
パチンコだったり買い物依存だったりと対象が目に見えるわかりやすいものだったりするでしょ。
でもこの共依存は、人との関係性への中毒でなおかつ、それが傍目的には美しい行為に見えがちだったりするんだ。
例えば、暴力を振るう旦那に耐えて献身的に支える妻とかね。
共依存テストとかもあったりするんだけど、ほとんどの共依存テストはあてにならない。
共依存バリバリなほど、違うって結果になりがち。
そのぐらい、自分が共依存であるとわからない。
共依存を字の意味で判断しない方がいい。
だって共に依存し合うみたいなことでは決してないから。
共依存てのは、関係性への執着、関係性への支配とコントロールをすることに中毒している状態を指すから。
モラハラ被害者が行う、モラハラ加害者への対処法は実はコントロールなんだ。
もちろん不適切にブチギレまくるモラハラ加害者を前に、その現状のあまりの悲惨さからその状況を打破しようとするモラハラ被害者の試みを批判しているわけじゃない。
だって私も散々やってきたから。
だけどあなたのやっていることはコントロールという支配構造の一部だと言っている。
態度や言葉かけで相手を変えたり動かそうとしているコントロールなんだってこと。
モラハラ加害者は思いっきり支配してきてるよ。
態度や言葉であなたを不安にさせたり不快にさせたりする。匂わせるだけ匂わせて何も言わなかったり、無視をしたり、ドアバンしたり、不機嫌だそー!を炊き散らして、暴れたり時に殴ったりしてくる。
そしてモラハラ被害者は考える。
こう言われたから、これは言われないようにしよう、私が失敗したから怒らせた、次は失敗しないようにしよう。
怒りそうな雰囲気を察知して話を変えたり、機嫌が良くなるような言葉かけをしたり。
モラハラ加害者は、モラハラ被害者のせいで気分を害したのだと延々と怒鳴る。
けれどあなたは思う。
私ならこの難局を乗り越えられる、と。
神様は乗り越えられない壁を与えないはずだ、と。
なんのこれしき、ってね。
これが共依存だよ。
モラハラDVに耐えちゃいけないの。
残念ながら、モラハラDVが発生したらもうそこからの改善は無理だと知っていてほしい。
あなたが乗り越えたいソレのために、お子さんの人生まで使って歪ませるのはやめた方がいい。
あなたの気付き、あなたの乗り越えたい困難のために、その環境でモラハラDVをさせちゃいけないんだ。
だから脱出しなさい、って私は言う。
脱出ってのは、モラハラ加害者から逃げることだけを指すんじゃない。
あなたが共依存をやめるための方法が脱出しかない、って私は言っているんだ。
脱出を選んで、子どもとの生活が始まっても共依存はなかなか私たちを離してはくれない。
次は子どもに共依存するモラハラ被害者は多い。
理由を作り出してまで子どもにとっての必要な存在であろうとする、そんな歪んだ愛が存在する。
優しい言葉で延々と子どもを共依存の鎖で縛り付けてしまう。
本人も子どもも苦しいのに離れられない。
だから私はしつこいぐらい、あなたはあなたにだけ集中して、あなたのことばかり考えて、と言っている。
共依存の人は、主語が誰かだったりしがちだ。
いつも自分じゃない誰かのことで頭がいっぱい。
その誰かについていつも悩んでいる。
その誰かが良くなるように、誰かが不憫なことにならないようにとアレコレ手を尽くす。
それをやめなさいって私は言ってるんだ。
真綿でじわじわとクビを締めるような愛情という名の支配とも呼ばれる。
「あなたのためという言葉はいついかなる時も美しくない」
という言葉が私は好きだ。
あなたが誰かをどうにかしようとせず、あなたはあなたの人生を生きよう。
そのための脱出なんだよ。
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モラハラやDVにはめっぽう詳しいです。
反抗期や親子関係などにも強いです。
行政や警察などへの対応なども詳しいと思います。
脱出後の1番苦しい時にも是非使ってね。
私、それ経験してるからきっとあなたの気持ちに寄り添えるよ。
umechobin@yahoo.co.jp
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