価値観と方言の共通点。 | ■なんのこれしき■モラハラ専門カウンセラーacnです。モラハラ加害者との17年、脱出し離婚してからのこと、全て余すところなく。

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モラハラ専門カウンセラーacnです。
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ほんと、血と肉になったような原家族から受け継いだ価値観を取り出すのは本当に難しい。
まずその存在に気付くことが難しい。

いくらテレビで見聞きしたり、友人の家庭を見ていても相手のアラには気付いても、自身のアラには気付けない。
だって、他人のアラを結局自分の価値観で判断しているわけだから。
なんかおかしいぞ、の基準が自分の育った家庭の価値観発であること知らないままであれば、「普通はこうよね?」なんて言葉になっちゃう。
「世間一般的」という言葉に激しく嫌悪感を感じるのはそのせい。
自分の価値観でジャッジしていることの自覚が無い人からの「普通」は、なんのこっちゃ意味わからない。

ここまで言いながら、たまに自分の中にある親からの価値観の存在にびっくりする時がある。これもソーダッタノカ!って。
その度にきちんと分別。
ああー!!って自分のふがいなさに悶えるけど仕方なし(笑)
そういう作業してたらフト思う。
価値観って方言に似てる。凄く似てる。
私は東京の方と付き合ったことで、今まで標準語だと思い込んでいたたくさんの単語や発音が実は関西弁であることを知った。
思い込むというか、考えたことも無かった。
「おおきに」なんて言うのはわかる。
これこそ普通に大阪弁だと知ってる。←使わないけど(笑)
例えば「先生」の発音とかね。字にすれば同じなだけに盲点。
発音が逆だった。
どれだけ標準語を話そうとしたって、どの部分が関西弁なのか知らないことには治しようがない。
そういうとこめちゃそっくり。
だから違う言葉話す人に「あなたはおかしい」とか言うのがおかしいと思ったりします。

無意識のうちに、自分がスタンダードだと思っているからこそ、他者を「おかしい」とジャッジする。
これって、夫婦間で一番顕著に出ると思うのよね。
自分の実家のやりかた、ふるまい、言葉なんか全て。
相手が違う家庭で育ったってことを本当には理解していないから
「あなた変よ」って言っちゃう、みたいな。
「私の父親は母親にもっと優しかった!」とかね。
本当は「私はあなたに優しくしてもらいたい」って言えばいいのに、自分がいかに正当なことを言っているかを
実家を比較対象として提示してしまう。

マザコン亭主も同じやけどね。
「お母さんの味と違う」って、私もそれ言われましたけど

違うに決まってるやん(笑)
人が違うんやもん。

せやけど、それにずっと腹を立ててお義母さんに張り合うのもなんか違うと思ったから
お義母さんに味付け聞いて作ったりしたこともあった。
主人に「お母さんに味付け聞いて作ったよ」って笑ったら、パパが反省してた。
そこで意固地になって「私はお義母さんじゃないから当たり前じゃない!」って
自分の味を強制し続けたら、きっとパパは作る人の気持ちを想像することは無かったように思う。

そういうのの育った家庭での強い歪みが染みついたものがACだったり、共依存なんだと思う。

私は実は心臓病なんだけれども、軽症なので発覚は高校生の時だった。
病院の先生が私に問う。
「マラソン大会の時とかしんどくなかったですか?」

…いや、それはしんどいやろ(笑)
でもそのしんどさはみんなが感じているものと同じだと思っていたわけ。
っていうか、自分のしんどさ数値なんて考えもしない。
みんな「はぁはぁ」言ってる中で、私が一番しんどいなんて考えるわけがない。
唇が青くなってようが、みんな同じようにしんどいと思うから、弱音を吐いてはイカンと思っていた。
でもそれって、チアノーゼっていうある意味発作なんだって(^^;)コワー

そんな風に、私は虐待を受けてもそれをスタンダードだと思っていたフシがある。
みんなの家庭も同じようにボカスカやられていると18歳ぐらいまで本気で思っていた。
にこやかに笑いあうあの夫婦も、あの親子も夜になったらお酒を飲んで
ボカスカやるんだと思っていた。
悲しいスタンダード。

実はそうではないと知った時のせつなさというか、取り残された感じはとても痛かった。

でも時間が経ち、私も夫婦になり、親になった今。
育った家庭で刷り込まれた価値観とは、そういう血と肉になったような方言のようなモノなんだなと
そういう風に捉えた時、人との関わりがグッといい感じになったような気がする。
強いマイナス思考もそう。
強い共依存的な親に養育された場合、明確な自己を築くことが出来なくなって
(常にダメとか、あなたは私がいないとと人生にヌルッと侵入されて刷り込まれた結果)強いマイナス思考をもち続けている人をたまに見かけるけど、そういう人は是非
自分の価値観を紐解くことをオススメする。
時に痛い作業なので、同志を見つけておくのもいい。

そしてそのトンネルを抜けた先にある、気持ちよさを是非味わって欲しいと思うわけであります。