猫の保護活動に邁進する知人から、なかなか人慣れしない
保護した仔猫についてお話をして欲しいと依頼されたお話です。
たくや君と話して来ました。
大人の言いつけを守るイイ子^^;でした。
白い光のシャワーを浴びてサンクチュアリーに行きました。
そこは草木のあまり生えてない所で、
見上げるような高い鉄の門をくぐり、
中に入り立派な鉄のベンチに座りました。
たくや君を呼ぶと鈴の音が聞こえてからやってきて、
私から少し離れて正座していました。
お話をしてもイイとのことでした。
ベンチに座る?と言ってみたら、イイヨと断られました。
「人間を恐れる・怖がるのはなぜ?」
(大人の猫に)人間を信じるなと教えられているから。
僕は人間から怖い体験はしてないのだけどね。
「どうしたら人間に心を許してくれる?どうしてほしい?」
(どうしてって、)人間を信じるなと言われているから…
「今いる環境やたくや君が置かれている環境をどう思いますか?」
ここは安心できる所で、怖くないよ。
「一人になりたい?それとも、
近くに仲間がいる方がいいですか?」
遊べる猫友達がいたらいいな。
私より「大人猫の言いつけを守ってえらいのね。」
「ここで生活して、人間を信じられると思ったら、
自分の気持ちを信じて、人間と仲良くしてみたら?」
て、たくや君に伝えてみました。
今はまだ、大人猫の言葉の呪縛からは
解放されない感じですね。
たくや君の心の解放までには、時間が必要かもしれません…
(依頼主様より)
こんにちは、お世話になります。
この度はなかなかお返事が出来ず、
大変申し訳ございませんでしたm(_ _)m
たくや君は保護当時からまったく慣れてくれない状態でございます。
威嚇も直っておらず、また手も出てしまうので悩んでいました。
その理由を教えていただきたく、お話しを依頼した次第です。
なので「大人の言いつけを守るイイ子」と言われて
喜んでいいのやら悪いのやらです(^_^;)
知人の庭先に母猫が3月頃から餌だけもらいに姿を見せていました。
しばらくして姿を現さなくなりましたが5月31日に突然母猫が
縁の下に子猫を連れてきました。
それがたくや君です。
母猫はたくや君を残して姿を消し、戻ってくることはありませんでした。
この時母猫は「人間を信じないように。」とたくや君に
教えたのかもしれませんね(T_T)
実際たくや君が怖い思いをしたとすれば
捕獲する時だけだと思います。
2日かかったそうですがずっと縁の下に隠れていたそうです。
今の環境を怖いと思ってない部分には少し安心しました。
月例の近い子はメスが1匹います。
Mixi日記でも取り上げている「つゆちゃん」という女の子です。
ですがたくや君は遊び方がちょっと乱暴というか力強く、
つゆちゃんが悲鳴をあげてしまうほど力の差があります。
なので保護主さんはたくや君に首輪をしリードをつけて
動ける範囲を限定しています。
もう一つの理由としては部屋に自由にしてしまうと、
どこかに隠れこんで出てこない理由もあるからです。
ちなみに「つゆちゃん」は連休明けにお試しを開始する予定です。
そうなると月例の近いお友達が居なくなります(T_T)
根気よく馴らしていき人間を信じてもらえるようになるまで
待つしかないと思います。
猫にもいろんな性格の子がいますので、
その子その子に合った応対でするしかないのではと思います。
貴重なご意見をありがとうございました。
またなかなか捕獲できないメス猫の写真ですが、
こちらもなかなか写真が撮れません(>_<)
早く見ていただきたいのは山々なんですが、
今この猫が生んだ子猫の捕獲に奮闘しています。
今晩も雨が止んだので捕獲作戦に行ってきます。
どうもありがとうございました。
(美花のつぶやき…)
「大人の言うことには従うこと。」
これ、普通なら正論なんですが、
落とし穴があるのです。
これを無批判に受け入れてしまう子どもは、
大人がしてはいけない事をを子どもにしようとしても、
それを(違和感を感じながらも)
受け入れてしまうことがあるのです。
子どもに罪はないのです…
こんな子ども沢山出会い、
一緒に子どもと泣いたこともありました。
お口直しに可愛い画像を!
チミチミフルーツを作って、
タルトを作ってみました。
これ、今はネックレスになってます。