その25 気高い黒猫 かーしゃん | *猫の気持ちをお伝えします*猫専門アニマルコミュニケーター

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猫を失った方は多くの方が「後悔」の気落ちを持ち、とてもとても苦しまれます。でもね、猫さんの本当の気持ちを知れば、キットあなたは笑顔を取り戻せるはずですヨ ^^

今回は、保護活動に邁進するNさんの家に、

やって来るようになった猫のお話です。




霧のような光のシャワーを浴びて、
か~しゃんのサンクチュアリーに向かいます。


そこは、真夏の雑草が生い茂る原っぱでした。

低い木の柵をくぐり、ベンチを探して座りました。


座ってかーしゃんを呼ぶと、すすすっと現われて、
ベンチにストンと座ります。


背中をシャンと伸ばして座る姿は、
神々しい感じががするほどの気品がありました。


野良としての誇りを感じました。メスだけど男前!


さんにお話ししてほしいと頼まれたのだけど、
お話ししてもいいですか?


野良様だから断られるかと思いきや、「いいですよ」と、
またまた高貴な雰囲気で返事をくれました。



「お目目はどうしたの?」


栄養状態(難しい言葉を使うかーしゃんです)が悪くて、
冬に風邪をひいた時に結膜炎て(人間界で)言うのかな、
それになって目が不自由になってしまったの。


「ぼくちゃん(猫)は、あなたの子どもですか?」


私は子どもに名前をつけないから、ぼくちゃんがよくわからないけど、
黒い毛の男の子なら産んだわ。


(人間みたいに名前はつけないて言ってる気がしました。)


「今何歳ですか?」


人間でいうと、生まれて4~5年たった頃かな。
猫の世界では年齢は意識しないから。


「外の暮らしはいかがですか?」


外の暮らしに誇りを持っていたけど、
目が不自由になってからは少し気弱になっているの。

人間と暮らす方が楽かなと…


前は人間と暮らす猫はヘタレだと思っていたけど、
今は違う。


私「Nさんに里親捜しをしてもらうように伝えようか?」


かーしゃんはプライドと戦いながら、返事をしました。
「お願いします。」と


こんなに猫として外で生きる事に誇りを持った猫とお話ししたのは、
私は初めてで感動しています。


人間に屈しまいと頑張って来たようですが、
目のハンディは生命の危機に直結する問題なので、
かーしゃんも人間との生活を考えるようになったのでしょうかね。


かーしゃんの結果の感想を送ります。




(依頼主のNさんより)


目は怪我で負傷したのかと思っていました。

かーしゃんが人間に面倒を見てもらいたいとのことですが、
だからこそ我が家に来ていたのかもしれません。

かーしゃんは私の団地の野良猫なんです。



N家の家族会議の結果、結局 去勢手術をした後、

外猫として暮らすことになりました。


餌を食べに来たときは、網戸をたたいて合図するそうです。



猫と話せる*猫専門のアニマルコミュニケーター                 *美花*  広島&東京・吉祥寺 にて


陶芸教室に行っても作る物は、

猫の一反木綿になってしまう…


湯飲みとかは作らない。