この日はMariの胎嚢組織を取り染色体異常検査を行った結果が出てくる日だった。

一般的には幾度か流産や死産を繰り返した場合に染色体異常検査を行うそうだが、私は初産だったが、Mariの症状が無脳症という神経器官障害だったために、今後の妊娠のことを考慮して検査を行った。


結果は、異常なし。

ホッとした。

と同時にMariはMariの使命を果たしたんだ、と思った。

この無脳症は何が原因とは断定できないだけに、当初は自分の葉酸摂取不足のことばかりを責めていた。

でもこの検査をはじめ妊婦検診時に受診する全ての検査に異常がない事実を考えると、そういう状況下でMariはMariの使命を果たしたんだ、と思えるようになった。

女医からも

「無脳症だけに限らずあらゆる流産や死産される赤ちゃんは、偶々生き延びる力が弱かったりすると残念な結果になりますが、毎回起きる訳ではないので、次に望みましょう」

と言われた。


そして食生活をもう一度ゼロから見直そうと思い、栄養士指導の予約を取った。


こうして自分が出来る限りのことを行い改善して、Mariの妹弟が来てくれる準備をしよう。


少し気持ちが前向きになったのを実感した。