不妊治療の始まり(日系クリニック) | シンガポールで不妊治療&妊娠、育児の記録

シンガポールで不妊治療&妊娠、育児の記録

2019年12月からシンガポールで不妊治療を始め、採卵2回、5回目の胚盤胞移植を経て2021年に妊娠することができました。

2022年7月に無事出産し、現在は慣れない育児に追われています。

私の経験が誰かのためになればと思い、ブログに記録を残すことにしました。

私は結婚したのが遅かったため(当時38歳)、結婚後すぐにシンガポールにある日系のクリニックに妊娠を望んでいることを伝えました。

シンガポールで不妊治療(人工授精、体外・顕微授精等)を行うには、専門のクリニックに通う必要があります。そのため、まずはそのクリニックではタイミング指導を行って頂きました。

 

具体的には超音波で卵胞の大きさを確認してもらい、排卵日を推定してタイミングをとりました。タイミング指導の元で3回トライしたものの、妊娠には至りませんでした。併せて、血液検査(FSH、AMH等)、卵管造影検査、精液検査、フーナーテストも受けました。検査結果には大きな問題はなかったものの、やはり年齢のことがあったため、不妊治療を行っているクリニックを紹介してもらうことになりました。

 

紹介されたクリニックは、日系のクリニックが入っている病院の系列のクリニックでした。後からわかることなのですが、多くの日本人が私と同じように紹介を受けて通院していました。

当時の私はシンガポールで不妊治療を行っている知り合いはおらず、知識もなかったため、勧められるままにそのクリニックへ通うことを決めました。

もし、当時の私にアドバイスできるならば、自分で主体的に他のクリニックも調べることを強く勧めたいです。治療を受けるのは自分自身ですし、高額な費用を払うのも自分です。1年半治療を受けた今、自分が納得して治療を受けることがとても大切だということを痛感しています。